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お仕事のはなし

来週月曜に行ってもらうスピーチを作るための下準備として、今日は生徒たちの頭の中にぼやっとあるものを言葉にしてもらいました(言語化ってやつ?)。

ざっっっくり今日の内容を説明をすると…

①自分の興味・関心

②それを生業にできそうな働き方(仕事)

③その仕事に就いて、何をしたいか

④その仕事に就くために何をするか

を簡単にカードに書き出してもらうという内容でした。

先にやりたいことありきで、将来の生き方を考えてもらいたかったので、この順番にしました。

アシスタントの先生がいないなか、自分の伝えたいことがしっかり伝わるのだろうかという不安がありましたが、結論から言うと、他の先生の協力やGoogle翻訳の力を借りながらなんとか無事終えました。

次回の授業で今日書いたカードをもとに、実際に文章に書き起こしてもらいます。0から始めるのはさすがに厳しいので、ある程度こちらがテンプレートを用意し、そこに自身のことを当てはめてもらうという形になります。

「将来の夢」なんていうたいそうなスピーチを書くけども、"自分のやりたいこと"は今後の人生でコロコロ変わるものだから、自分の人生ストーリーを今組みたてしまう必要なんてないということも伝えることができました(伝わったかな?)。


振り返れば「あぁしてればよかった」ってところがいくつもあります。「問いが抽象的だったなぁ」とか、「スライドに写真をもっと盛り込んで視覚的に理解できるようにすればよかったなぁ」とか、挙げたらキリがありません。

それでも

今日の授業は我ながらとても有意義だったとおもっています。

というのも

僕がその日起きたこと・思ったことをこうやって日記に言葉として残しているように、生徒たちにも自分の頭の中のことを言葉にしてもらうことができたからです。これは僕がベトナムに来る前から絶対にやってもらおうと考えていました。なぜなら「言語化する力」はめちゃくちゃ大事だからです。
その力、習慣を身につけることで、
頭の中を整理できるという利点があります。
もっとデカイスケールで言うならば、人間が他者と共同生活を送るにつき必要とされる最も重要なスキルの一つだとおもいます。自分の頭の中に漠然と存在するもの(価値観など)を言葉にして、書き記す・人に伝える、それができれば、人生はきっと豊かになる気がします。巷でよく聞く「価値観の違い」というややこしいゴタゴタも起きにくくなるかもしれません。

この力は一朝一夕に身につくものではないと思いますが、今日のこのワークが、生徒たちにとって、その力を身につけるための一助になっていたら幸いです。

(数学の先生になりたいダオちゃん👍)


場面変わって午後クラス

授業前半はこれまでの復習、後半でライティングのテストです!

みんな集中して解いてくれました。

ある子がスラスラ解いて早く終わっているのを見て、「簡単すぎたかな???」と思いましたが、別の子はかなり苦戦していました。
日本の小学校と異なり、色んな年齢の子が一緒のクラスにいて、やはりレベルもまちまちです。それゆえ授業やテストのレベル設定がかなり難しいです。これは研修のはじめから今に至るまで僕がずーっと頭を悩ませている課題です。

日本にはあまりない難点だなぁ、と思いました。

あさって金曜日はスピーキングとリスニングのテストです。

がんばれ〜

つぶやき

今日学校でご馳走になったお昼ご飯。

なんかの魚と、なんかの葉っぱと、豚と、麺
世界で唯一メコンデルタでしか取れない葉っぱも入っています。

うまい!!!!!!!!!

いつもご馳走(タダメシ)になってばっかりなので
最終日に日本料理を持って行って食べてもらおうと企んでます😎

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