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VIETNAMESE HISTORY

研修先の先生が「今日暇やで!どっかいこ!」と声をかけてくれたので、前回の美術館に引き続き、歴史学習(という観光)に連れて行ってもらいました。

まずは戦証歴史博物館
印象に残った展示物を紹介していきます。

①戦車

こんなのがゴロゴロ走ってるのを想像するとゾッとします。ただ人を殺すためだけにこんなおっかないものを、莫大なコストと技術力を結集してド真剣につくってた時代があったっていうのが想像できないです。

②「安全への逃避」

ピューリッツァー賞をとった沢田教一さんの写真。歴史の教科書でみましたね。

「写真撮ってる暇あるなら、助けろ!」という論調には、やっぱりどうしても同調できないです。これらの写真を見なければ、いつか必ず絶対に風化してしまうので。目の前の命か、それともその後の長期的なインパクトか、天秤にかけたところで答えの出ない問いではあります。

③ 枯葉剤の影響で両手の欠損した人が、足だけで作り上げたベッドヘッド

枯葉剤の悲惨さを訴えたブースにて。

ハンデがある=死 を意味する時代に、
それでも生きるために、
自分で生計をたてるためにスキルを身につけていった人たちの存在を知りました。
尊敬の念しかわかないです。

ホーチミン市内で、両足の欠損した人が物乞いをしている様子を今でも目にします。

「ハンデを背負っても生きていける国づくり」というのは、全ての国の、21世紀における最大のテーマの一つだなあとおもいました。

先生が展示を一つ一つ丁寧に解説してくれて、
滞在時間は驚異の4時間。おっそろし。

お昼ご飯をはさんで、次は
インディペンデンス・パレス(統一会堂)

まぁ簡単に言うと南ベトナム政府の官邸です。
今は使われておらず、内部が一般公開されています。

一番興味深かったのは、この部屋!

南ベトナム政府とアメリカのアドバイザーが会議をするための部屋。ベトナムの地理情報などが一面に貼られています。

その他にも

カンファレンスルームや宴会場、非常用地下逃避通路、ヘリポートなどを見て、あぁ、ここに本当に大統領が居たんだなぁと実感しました。

先生ありがとうございました!!!!
ほんとに金払おうかってくらい充実した解説と案内でした…🙇🏻‍♂️

つぶやき

一度は飲みたかった直飲みココナッツ!

味は薄い。全然甘くない。ココナッツジュースを7000倍に希釈した感じ。しかも冷蔵庫で冷やしてないからぬるい。

でも

そこそこバエて、喉がうるおって、果肉も食べられて、20000VNDはお得です。


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