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先日参加したJAC(Japan Academia Club)で知り合ったFTUの大学生とのご飯会に行ってきました。

めちゃんこローカルなベンサオ屋さん(卵と肉ともやしをカラッと焼いてレタスといっしょにライスペーパーに包んで食べる料理)。
地元の人しか知らない激安店なんだそうです。

ここでいろんなお話をしました。

空手をやっている子に「騎馬立ち」というものの名前の由来がわからないと言われたので、漢字の意味を教えて丁寧に説明したら、
なるほど!!!!!
って理解してくれました。

わからないことがあったら「漢字の意味しらべるといいよ!わからなかったらなんでも聞いてね」と言ったらとてもうれしそうにしてくれました。
よかったぁ。

今度は逆に僕がずっと疑問に思っていたことを聞きました。「govietやGrabのドライバーは、みなそれを生業にしてるの??」
とか、
「ゴミを道に投げる習慣、ぶっちゃけどう思ってる?」
とか、しょーーーもないことですが聞くことができました。笑

「Googleと争うな」と言われるインターネット一神教のこの時代でも、やはりそこに住む人に直接聞いてなんぼなものってたくさんあるなぁとおもいました。なにより信ぴょう性が高い。

教え、教えられる…異文化交流のあるべき姿を体現できた気分です。

僕が日本のことを話すとき、目を輝かせながら食い入るようにきいてくれました。まだまだちょっとした交流ですが、日本を勉強するホーチミンの学生にとって僕の存在がその一助となら、これからの学習へのパッションに繋がれば幸いです。

甘いものが食べたいと言ったら、これまたスーパーローカルな店に連れてきてくれました。

この中から選びます。

バナナのスイーツを選んだらめっちゃぬるい状態で出てきて、バナナの色も変でしたが、ここではそんなこと気にしない。
なぜなら日本じゃないから。

続いて彼女たちがよく行くというカフェ

カウンターで注文して、「さぁ3階の席いこ!」ってみんなで3階まで階段を上って、ふと顔を上げて、フリーズしました。
なぜなら砂だから。
床一面砂なんです。
砂浜をコンセプトにしたカフェだそうで。

いやコンセプトに忠実になりすぎちゃう?

席を探すより前に状況理解を強いられるカフェ」でした。

カフェ激戦地のサイゴンで生き残りを図るための差別化としてはよく頑張ってる方だと思います。

つぶやき

ここでベトナム人と日本人の感覚の違いを紹介します。

基本的にベトナムではバイク移動が当たり前。
一緒にどこかに行くときは、いつも後ろにのせてもらいます。

その際いつも僕は
「のっていい??」
と聞きます。すると、時々
「????…だめだよ免許ないでしょ。」
と言われます。
当然僕も「え???…どいうこと??」
となります。

これを解説すると…

まず、ベトナムでは後ろに乗るのは当たり前すぎるので、いちいた「のっていいー?」とは聞かないそうです。

日本でいうと一緒に買い物に行こうってなったのに「車…のっていい?」って聞いてるのと同じです。
そりゃ、ハッ?ってなりますね。

だからベトナムでバイク乗る際に「のっていい?」と聞くと、
「運転していい?」って聞いてるのだと誤解されます。

それであの返事が返ってくるわけです。

いやぁ、おもろい。


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