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複数の値から一番大きな数字を見つける(#KeyboardMaestro)

Keyboard Maestroで3つ以上の引数から最大値を求める方法を考えてみました。

1 | 2つの数字から最大値を見つける(1)

Keyboard Maestroに用意されているFunctionの「MAX」を利用します。

次のように記述すると、「12」が戻ります。

MAX(12,8)

2 | 2つの数字から最大値を見つける(2)

引数は変数化できます。

3 | 3つの数字から最大値を見つける(1)

Keyboard MaestroのMAXは2つまでの引数しか設定できません。
そのため、次のように設定するとエラーになります。

MAX(12,8,32)

4 | 3つの数字から最大値を見つける(2)

3つの場合には、「いったん、2つを比較し、その結果と3つ目を比較する」という手順を踏みます。面倒いです…

5 | たくさんの数字から最大値を見つける

参照したい引数が多い場合には〈配列〉を使います。

  • 配列「ArrayNum」を設定

  • 「ArrayNum[0]」で配列が持っている数字をカウントします。

  • 「MAX(ArrayNum[1],ArrayNum[2])」で配列の1つ目、2つ目を参照

  • 「For Each Item in a Collection Execute Actions」アクションで3から、配列の合計まで繰り返しつつ、「MAX(var_max,ArrayNum[i])」で最大値を求める

展開例

ディレクトリ内で選択しているファイル名と同じで「-v+数字」がついているファイルを参照し、最大値を算出します。

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1から5までのマクロです。

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