[連結ツール]や[消しゴムツール]を使用後の“後処理”
[連結ツール]を使って、2つの曲線を連結させると、交差部分のアンカーポイントに意図せず、ハンドルが生じます。
見かけはコーナーポイントですが、スムーズポイントになってしまっているのです。いったん、スムーズポイントに変換後、コーナーポイントに変換することでハンドルを消せます。
「え?いま、スムーズポイントなんでしょ!?」って思いますが、独立したハンドルの場合には、直接コーナーポイントに変換できないのです。
スクリプトを使ってコーナーポイントに変換する
スムーズポイント/コーナーポイントの変換は、ちょっとクセがあります。
[選択ツール]でオブジェクトを選択した状態では実行できない
[ダイレクト選択ツール]ですべてのアンカーポイントを選択していると実行できない
[選択ツール]でオブジェクトを選択した状態では実行できるsky-chaser-highさんのスクリプトを利用するのがベストプラクティスです。
ただし、特定のアンカーポイントだけを対象にはできません。
直線+[消しゴムツール]
[消しゴムツール](または[パス消しゴムツール])を使って、直線を部分的に消すときの挙動について渋谷瞳さんがまとめられています。
ハンドルが生じるだけでなく、アンカーポイントが動くこともある
[グリッドにスナップ]をONにして描いた直線では大丈夫
パスの単純化
[パスの単純化]ダイアログボックスで[直線に変換]オプションを使うことで解決できそうですが、アンカーポイントが動いてしまっている場合には解決できません。
まとめ
[連結ツール]、[消しゴムツール]、[パス消しゴムツール]を使ってパスを加工すると、意図しないハンドルが生じてしまいます。
ぶっちゃけ、バグの一種ですね… 残念ながら、このような現象には手が入りにくいです…
参考
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