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Keyboard Maestroで1つのマクロに複数のキーボードショートカットを設定し、そのキーによって分岐させる

マナブさんがTwitterのKeyboard Maestro User Group JPで、こんなツイートをされていました。

  • 1つのマクロ

  • 2つのキーボードショートカット

  • キーボードショートカットによって、実行する内容を分岐

なるほどな!と真似してみました。

キーボードショートカットによる分岐

「Get Substring」アクションを使い、キーボードショートカットの下一桁(右から1文字目)を抜き出します。

 Variable名「Instance Trigger Alphabet」のように「Instance」を付けておくと、変数のクリーンアップが不要になります。

「Get Substring」アクションを挿入したら、次のように設定します。

  • Text:入力元

  • last:末尾からの文字数を指定

  • Variable:出力先

lastはExcelでいうLEFT関数、MID関数、RIGHT関数のようなものです。ブログ記事にて解説しています。

「%TriggerValue%」は入力してもよいのですが、[Macro Information]→[Tripped Trigger Value]をクリックしてもOKです。

Switch/Caseアクションを使って、変数「Instance Trigger Alphabet」が「1だったら〜」「2だったら〜」を設定していきます。

実際に作ったマクロ(Keynote.appで透明度を変更するマクロ)がこちら。

  • 11個のマクロをひとつにとりまとめられた

  • 11だったとき、各マクロの共通要素(アクション)に変更があるとき、11個それぞれを変更する必要があったが、不要になった。

補足

マナブさんから、元ネタは長藤さん(+宮澤さん、いずれも三階ラボ)のツイートだと情報をいただきました。

ダウンロード

Keynote.appをIllustrator風に使うマクロ集をおいておきます。

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