オッサンが夢を見るために必要なもの
あんたは今日の目標なんてことを考えてみたことがあるかい?
俺たちの毎日は、びっくりするくらいに色んな事が起きる。
仕事でも私生活でも、考えてもみないことが起きているよな。
特に、初老を超えて確実に生命体としての衰えを感じ始めると、この毎日の経験ってやつがたまらなく大切なものに感じられることがある。
無駄に時を使うことに対して、ある意味恐怖のような感情すら浮かんでくるようになるんだよね。
無駄に時間を使わないために必要なもの。
そいつが目標ってやつだと思うんだ。
今回は、この目標ってやつについて掘り起こしをしてみようとオッサンがもがく回だ。
な。頼むから、もがき苦しむオッサンの姿を笑ってみてやってくれよ。
そもそも何のために生きているのか
そんな中学生みたいなことをいい年齢のオッサンが考えるのもどうかとは思うが、目標を立てるにはその情報は不可欠なもんだよな。
要するに自己実現ってなんだべ?って話だ。
俺は一体「どうなったら」俺を実現できるんだ?
っていうか俺は今実現されていないのか?
じゃあ、今の俺はなんだ?幽霊かなんかか?
幽霊なら好き勝手にふよふよ漂っていればいいが、俺はなんか知らないけれど「これをやんなさい」って会社に言われて、それを何とかするために日々アレヤコレヤと考えまくっている。
そうなんだよな。
会社での俺の「仕事」の目標もしくはその目標を見出すきっかけを誰かに与えてもらっているんだよな。
ところが俺の人生に対する目標となると、びっくりするくらい誰も何も与えてくれない。
っていうか、俺が与えられたがっていない。
俺の人生だぞ。なんで人に目標決められなければならないんだってあんただって思うだろう?
となると、「じゃあ、決めろよ。お前の目標」って誰かに言われる気になるんだが、それがまた困る。
だって、俺、今生きていることに意味があるとは思えないんだもんよ。
生きているってのは、シンプルに俺の物理的な状態を指し示す言葉であって、俺の達成したいもの、ぶっちゃけて言うなら夢のようなものは直接関係しているようにも思えない。
生きていなけりゃ、何も行動できないだろって思うと思うが、行動する夢ってやつを具体的に想像出来ていないんだと思うんだよな。
夢を形にってどっかのIT会社のフレーズみたいだが、その夢ってやつが想像も出来ない状態の俺は不幸なんだろうか?
夢中になることの幸せさ
多分、夢を思いつかない俺は不幸とは言わないまでも幸せではないんだろう。
なんつってもなにかに夢中になっている時の自分にとっての心地よさってのは筆舌に尽くしがたい。
それはゲームにハマっているときだったり、小説にハマっているときだったり。
なにかに夢中になれることの幸せさってのはものすごく大きいってことはわかる。
でもふとした時に、その「ハマっている」状態から抜け出すことがある。
オッサンになってその頻度は日増しに増えてきている気がする。
生き物的に言えば俺たちの残り時間は若者に比べれば少ないんだから、何か一つのことにハマっていられる時間はそんなに無い。
そのことを本能的に感じている結果なのかも知れないな。
無理やり夢を言葉にしてみる
でも実際問題、俺はなりたい自分なんてものを想像できずにいる。
「あ~仕事したくね~」とか「あ~酒飲みて~」とか「あ~眠て~」とかものすごくどシンプルな欲求は起きるかもしれないが、その欲求は何らかの方法で実現する方法が俺に与えられているんだよな。
今の俺には出来ないけれど、やりたいこと。
そいつが夢ってやつになるんだろうが、「今の俺にやれないこと」が俺に出来るようになるって思えるほどの想像力が今の俺には無い。
でも多分、アプローチ方法が違うんだろう。
やってみて、成功したらそれが楽しくなってくる。
そして、その成功したって体験をすることが「夢」って名前がついているって側面もある気がしないか?
とりあえず行動する。
そこに「夢」が生まれる。
そうすればそこに向かうための「目標」も見えてくるってことなんだろう。
だから俺は書く。
それが俺の夢への一歩だ。
このnoteで俺の感覚を言葉にし続ける。
なあ、あんたはどうだい?
あんたの夢を見つけるための何か。行動に移してみないかい?
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