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スプリンターズS注目馬について

こんにちは。

今日は、スプリンターズSの注目馬について書きたいと思います。フランスのパリロンシャンでは世界中の競馬ファンが注目する凱旋門賞が行われますが、、日本でも秋GⅠの開幕を告げるスプリンターズSが行われます。

去年のスプリンターズSは、グランアレグリアが、大外からとてつもない末脚を繰り出し圧勝しました。

今年は、そのグランアレグリアはマイル、中距離路線にシフトしたため、ダノンスマッシュ、レシステンシアの実績馬が人気になりそうです。

レシステンシアは復帰戦のセントウルSを勝利し、いい気配で本番に臨めそうです。一方のダノンスマッシュは、香港のチェアマンズスプリント6着からの参戦となります。直行でのスプリンターズS参戦は、この馬自身初めてなので状態面は鍵になると思います。

他の馬たちは、セントウルSでレシステンシアに迫ったピクシーナイト、実質トップハンデの北九州記念で見せ場を作って3着に粘ったモズスーパーフレアも注目です。

では、各馬ごとに振り返りたいと思います。

1、レシステンシア

まず、レシステンシアについて。

前走のセントウルSでは、追い切りの動きを見ると次走を見込んでの追い切りに感じたのでどこまで走れるだろうとお思いましたが、しっかり勝ち切ったのはこの馬の地力でしょう。

春からは、逃げ以外にも先行や差しでも結果を出しており、競馬に幅が広がったのが、古馬になってから大きく成長した点だと思います。

気がかりな点は、追い切りが軽いことですね。前走の反動があったのか、最終追い切りの動きはしっかり見極めたいですね。その最終追い切り、絶頂期から見るとやや物足りなさは残るものの、好タイムはマークしました。力は出せるでしょう。

古馬になって成長したレシステンシア、中山の急坂で止まるような馬ではないですし、1400M以下のレースではパーフェクトに近い戦績です。鞍上のルメール騎手も信頼できる騎手ですし、現時点で勝利の可能性が高いのはやはりレシステンシアでしょうか。

週後半に接近する台風が馬場にどこまで影響を及ぼすのか、非常に重要になります。できれば良馬場でやりたいところでしょう。

2、ダノンスマッシュ

続いて、レシステンシアと人気を分け合うであろうダノンスマッシュについてです。

春の高松宮記念は力のかかる馬場を外から伸びて、昨年末の香港スプリントと連勝を飾りました。

その後のチェアマンズスプリントは外外を回される非常に厳しい競馬になりました。やはり層の厚い香港スプリント、そう簡単には勝たせてもらえませんでしたね。

今回は、5ヶ月ぶりのレースになります。休み明けはなんなくこなす馬ですが、海外帰りの状態面は気になるところです。

その状態面。追い切りですが、2週連続で坂路でしっかり好タイムをマークし、動きも申し分ないですね。最終追い切りも2週連続でしっかり追い切ったので、最終は調整でした。この追い切りの動きであれば力は出し切れると思います。春秋スプリント王者に向けてまずは、視界は良好でしょう。

鞍上も乗り慣れた川田騎手に戻りますし、力のいる馬場も高松宮記念でこなしています。ダノンスマッシュも当然有力候補でしょう。

3、モズスーパーフレア

おそらく、春の高松宮記念の1,2着馬がスプリンターズでも抜けた人気になるでしょうが、どちらかの馬が馬券外になることも考えると穴馬にも注意を払う必要があるでしょう。

中山での適正で注目をしたいのは、モズスーパーフレアです。中山1200Mでの成績は、3-1-0-1と5回走って馬券圏外になったのは、去年のスプリンターズSだけと非常に高い安定感を誇っています。

前走の北九州記念は、前半3Fの入りが33.2というハイペースを実質トップハンデで3着に粘り込みました。ハンデ戦でここまで走るのですから、やはり力はあります。

懸念点は、ペースと馬場状態でしょうか。ビアンフェ、レシステンシア、ファストフォースなど前に行きたい馬がおり、ハイペースになることは必至でしょう。どこまで自身のペースで逃げることができるかが鍵になるでしょう。

あとは、今の中山の馬場状態は完全に外差し馬場になっているのが気がかりです。2週前のセントライト記念、先週のオールカマーともに差し馬による決着のものでした。中山2200Mは逃げ馬にとっては厳しいコース形態ですが、他の芝のレースも差し馬による決着が目立ちました。逃げ切りを図るこの馬にとっては、厳しい馬場状態と言えるでしょう。

今年は例年以上に厳しい馬場状態ですが、どこまで走ることができるでしょうか。マイペースで逃げてしまうと、当然前残りの可能性もあるので、まずは枠順に注目したいですね。

4、ピクシーナイト

続いては、セントウルSでレシステンシアにクビ差まで迫ったピクシーナイトについてです。

力は前走で十分示しているので、あとは小回りの中山競馬場を攻略できるかが鍵になるでしょう。中京では、結果を残しているので坂はこなすと思いますが、あとは小回りコースをどこまで走れるかでしょう。

今の中山競馬場は、差し有利の馬場傾向なので、その点はピクシーナイトにとっては味方してくると思います。

追い切りの動きですが、軽快な走りを披露し前走からの調子をキープしていると思います。

3歳牝馬で今成長している馬だけに、ここでも十分に勝負になると思います。充実一途で非常に楽しみですね。

5、その他の注目馬について

上記4頭以外の注目馬についてです。

単勝での上位人気が予想されそうなのは、前走セントウルS4着のジャンダルム。母ビリーヴは新潟競馬場で行われたスプリンターズSを優勝。ジャンダルムがスプリンターズSを勝利すると母子でのスプリンターズS勝利となります。中山競馬場では2歳時にホープフルS2着の実績がある馬ですし、今の差し馬有利の中山競馬場では要注意のレースでしょう。

クリノガウディーも近走の充実ぶりは目を見張るものがありますし、GⅠでも要注意の穴馬だと思います。

サマースプリントシリーズで優勝したファストフォースは、レイハリアは夏の上がり馬の注目馬です。ただ、追い切りの動きを見るとGⅠでどこまで通用するか、頑張ってほしいですね。

追い切りの動きで注目したい穴馬は、エイティーンガールですね。ネット競馬の予想オッズでは、全く人気がないですが、1週前のCWで4F48.3という素晴らしいタイムを出しましたし、最終追い切りも非常に素晴らしい動きを見せました。穴馬候補として挙げたい1頭です。

以上、スプリンターズS注目馬についてでした。

6、最後に

以上、スプリンターズS注目馬についてでした。

やはり、春の高松宮記念で1,2着馬が人気の中心になると思います。ただ、台風で馬場がどこまで回復するか天気も未知数です。

高松宮記念は重馬場で行われましたが、できれば人気各馬は良馬場でレースに臨みたいところでしょう。

凱旋門賞も注目ですが、日本の秋のGⅠ開幕戦にも注目したいですね。記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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