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転職で失敗しないために

 こんにちは。

 私自身会社を退職し3週間が経過しました。退職し気持ちが落ち着いている今にコロナ禍の中で転職した会社を9ヶ月で退職した今思うことを今日は書きたいと思います。

 病気で会社に出社できなくなったとはいえ、9ヶ月で退職してしまったので、結果的には転職失敗だと思います。退職後は、私を採用した前の会社や内定のために努力してくれた担当エージェントにも申し訳ない気分でいっぱいでした。

 今日は、転職活動中の人が私と同じような失敗をしないよう注意点をいくつかまとめたいと思います。参考にしていただければ幸いです。

1、転職失敗した原因

 では、なぜ転職に失敗したのか。原因をいくつか上げたいと思います。

①転職の目的が内定を得ることになってしまった

 1番の原因はこれです。コロナ禍で求人が減りつつある中、会社のことを面接で通過するためだけに研究していたことがあると思います。面接は再就職のスタート地点に立つために非常に大事ですが、もっと大事なのは再就職してからです。

 なので、面接を通過し、内定を得た後も本当にこの会社で大丈夫かと今一度インターネットで会社のことをよく調べてから内定を受けるようにしてください。

 仕事は、人生の上で大部分の時間を占めるのでとても大事なことです。少しでも自分の価値観と会社の理念や労働環境などが合わないならば、考え直すことも大事です。

②転職する上で何を大事にして働くのか不明確なままだった

 これは、①の原因とも通ずることですが、目の前の職場を離れて履歴書に空白期間を作りたくないという思いからとにかく焦ってました。 

 転職活動の中で自分が働く上でどんなことを大事にしたいのかを何度も確認することも大事だと思います。これは人によって違うと思います。スキルアップ、残業や休日出勤のない環境、裁量権のある仕事、職場の人間関係やチームワークを重視などどんな働き方を重視するのかを応募し、面接に臨む上で確認することが大事だと思います。曖昧なままだと書類選考や面接試験も通過する確率が落ちてしまいます。

 仮になんとなく志望動機や自己PRなど曖昧なままの理由で通ったとしても、その会社はとにかく採用したいというブラック企業の確率が高いでしょう。あとは、自己PRや志望動機を無理に作り採用されたとしてもそれは会社とのミスマッチですから、再就職後働くのが辛くなってしまいます。

 私自身の例で言うと、本当は残業や休日出勤が少なくプライベートを充実させたいのが目的なのにスキルアップする環境で働きたいという理由を作り上げて面接に臨んでました。もちろん面接時に残業や休日出勤はどの程度の頻度で発生するか質問しました。企業側からは、残業は求人票に月30時間の固定残業手当を含むと書いてあるのでそのくらいの時間はあるかもしれない、今は休日出勤もないという回答でした。しかし、いざ入社すると、業務量が増え残業は月60時間、土曜日出勤も半分以上ありました。基本的に、企業側は都合の悪いことは言いません。なので、今はインターネットで調べることができるので、根掘り葉掘り調べましょう。

 また、自己分析や志望動機を作る上でもどんな価値観を大事にしたいというのは確認するのがいいと思います。

③転職エージェントを利用している会社なのでホワイト企業だという思い込み

 そして、転職エージェントに載ってている企業だからブラックではないだろうと思い込んでいたのも失敗した原因にあると思います。

 確かに転職エージェントの求人はハローワークの求人とは違い紹介手数料など多額の費用がかかるたり審査もあるため、ブラック企業は少なくなるとは思います。だからといって全くないわけではありませんし、エージェントを介して入社したのがブラック企業ではないとしても、その企業が自分に合っているかどうかは別問題です

 なので、転職エージェントを利用しているからといって求人がホワイト求人ばかりではないということは頭に入れておきたい点です。

 また、転職エージェントにとっての「売上」は転職希望者を企業に売り込むことで成り立ちます。なので、担当のエージェントの方は求職先の企業のことを悪くいうことはありません。考えてみれば当然です。自分が営業担当で自社の扱う商品をアピールするときに顧客に欠点など率先して話さないですよね。なので、求職先の会社がどんな会社で自分の価値観に合っているかどうかは自分で調べるしかありません。

④確証バイアス

 企業研究の時の注意点としては、人間の脳には認知バイアスがかかっているということを意識するということが大事だと思います。人間というのは、自分にとって都合の良い情報ばかり調べて、反証する情報を無視する傾向があります。これを「確証バイアス」と言いますが、これは転職する上で最も注意する認知バイアスの1つです。自分が応募する企業の良い情報ばかり目が入ってそれを元に志望動機を作ってしまいます。

 私も最初の転職活動で内定が出ず焦り無意識のうちに求職先の良い情報ばかりを集めていたと思います。基本的に長所と短所は表裏一体の関係なので会社の欠点も見つけることも大切だと思います。それを元に自分の価値観と照らし合わせて会社を決めていくのが転職で失敗しない考え方の1つだと思います。

2、まとめ

 以上、転職に失敗した原因として4点挙げましたが、共通する原因としては、内定が早く欲しいという焦りによる視野狭窄があったと思います。

 今、コロナ禍で求人数が減っており焦る気持ちも非常に分かりますが、会社がゼロになることはないです。なので焦らず転職活動をしても良いと思います。日本は、空白期間を作ることがよくないとされており、敬遠されますが、その期間にしたことを説明できれば面接官の方も納得すると思います。

 また、自分の価値観を棚卸しできれば、面接を通過する確率も高くなりますし、内定後のミスマッチも減ります。

 もちろん、入社したら同僚と反りが合わないということもあると思いますが、面接時にどんな人が働いているのかしっかり確認することができれば、そういうミスマッチも減らせると思います(ゼロにはできませんが)。もちろん、気になった点は面接時に確認することが大切です。

 仕事というのは本当に人生の満足度を左右する上でとても大切です。なので時間をかけてしっかり決めていくことが本当に大事です。私自身も今後の仕事を視野を広く持ち、決めていきたいと思います。

 記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

 

 

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