メディアに触れすぎるなという考えも理解はできます。

しかしメディアに触れることで思わぬ良き出会いをすることもまたあります。

お正月、

TBSラジオの荻上チキさんの番組を聴いていました。

お正月だったので、過去の放送の傑作選だったのですが、

そこで思わぬ良き出会いをしました。

仕事ではなんだか物足りなくて、

けど物足りなさが丁度いいのでは？

無理して仕事するよりも、

物足りなさが丁度良く、

未来の目標に向かって健全に過ごせるのでは？

と自分に言い聞かせ体調管理をしていました。

その体調管理が果たして本当にいいものか？

そう言い聞かせていたお正月。

番組は昨年2月に研究者、小泉悠さんゲスト回のディレクターズカット版でした。

ロシア軍事に関する評論も素晴らしかったのですが、

何より自分に響いたのが、

小泉さんの経歴。

一般企業を早期退職し、

国会図書館の複写のアルバイトをしながら執筆を重ねていたところで、

光が当たった。

それで今につながる歩みをスタートされたと。

ラジオって音声が主戦場だから、

もしテレビで小泉さんの経歴を聞いていたら、

なかなか心に響いてこなかったのではないかと思う。

ラジオだからこそ、小泉さんの経歴が今の私にグッときたし、

私も諦めずに目標に向かって日々歩んでいこう、

そういう勇気を得ることができました。

メディアに触れること、

そんなに悪くないと思いますよ。