読者は頭がよく、自分で答えを見いだすことができる存在だ。小説から学ぶノンバーバルの表現の方法

こんにちは、「読者は頭がよく、自分で答えを見いだすことができる存在だ。書き手が、キャラクターの感情を文字通りに書いてしまうことなど、読者は決して求めてない。」という主張が心に引っかかり続けており、アクションの表現方法について、腕組みをしながら、うなっているあきらです。

上記の主張は成功を収めている小説について、論じられたものであり、「小説家として、私たちは観察力という生まれもったスキルを用いて、感情を文字に起こさなければならない。」と分析している。

さらに、「読者はキャラクターがいまどんな気持ちでいるかを文字通りに教えられることなど求めておらず、むしろ、自分でその感情を体感したいと思っている。」と述べた。

そのために、「読者に分かりやすく、かつ続きを読み進めたくなるような方法で、キャラクターたちの感情の表れを描くことがカギとなる。」と感情を表現するためのアイデアを提示している。

ノンバーバル(言葉を使わない身体表現)で感情を伝える場面も、伝える手段が違うだけで、基本の伝え方に必要なポイントは文章とかなり似ている。

悲しいときに悲しいと、背筋を曲げ、視線を落とす表現方法はいかにもな表現であり、そんな表現をお客さんは求めてないと演劇の先輩に言われたことを思い出す。

当時は、「えっ、なんで?悲しい言ったら、この表現しかなくない?」といぶしがっていたものだが、使える言葉のバリエーションが増えたいま、あのときはなんと浅はかだったことか、とため息をついてしまう。

感情をそのまま、型にはまった表現でつづるのではなく、身体や心の内で起きる反応を伝えるためにどのように表現するか。

また、世の中になぜ、類語辞典なるモノが売られているか、一つ一つの言葉で表せない現象があることやピンポイントで表したいときに使う言葉があるためだと、考えさせられる。

人がどのようなときに、どんな行動をするか、自分の場合はどんなときに、どんな行動をするか観察眼を持って、表現に活かしていくことが芸の道。

言葉って、奥が深いですね。

11月23日北海道札幌のイベントに向けて、キャラクターに感情移入できるよう、全力で考えていますので、ぜひ、お越しくださいませ!

【北海道 画家とクラウンによるライブアート×パントマイムイベント】

「傘がそこにあったのだ」
〜芸術の秋、札幌で産まれた新しい表現を観に行こう展〜

あなたの日常に色を灯します。

■日時
11月23日(土)13時半開場
14時から16時まで3回に分けて公演を実施します。

16時から17時までプチ打ち上げ!!

■会場
&vogue clie 2階
〒060-0053 北海道札幌市中央区南3条東2丁目
https://goo.gl/maps/jN9WtE5vF8FmfZ5M6

北海道テレビ塔から徒歩6分

駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください

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