11月23日世界初演となるパントマイム×ライブペイント公演「そこに傘があったのだ」が持つ社会に貢献しうる可能性とは?

やっと、「ぼくは障がい者です」って胸張って言えると思うんだ。ぼくは持って生まれた障がいを受け容れ、ありのままの自分の生き方が定まりつつあり、生きることができている。

つまり、障がい者として名乗り、障がい者というくくりの代表として前に出ても恥ずかしくない人間として、立つことができるかもしれないことと解釈している。

今日、サーカスパフォーマンスするときの感覚が戻ってきた。それは、なんか懐かしいようで、新しいような自分に出会ったようなむずかゆい感覚であったわけだ。

ちなみに、この“なんか”という表現に表現しなければならないことすべてが詰め込まれていると思っている。“なんか”ってなんやねんというツッコミが入るのは承知している。ただ、この“なんか”という感覚は目に見えるものではなく、肌感覚で感じとることができるとてもか弱いシグナルをキャッチした知らせだと解釈した。

さて、11月23日(日)ライブペイント×パントマイム「そこに傘があったのだ」を開催する。開催まであと3日となった。ここで、開催させていただけることを相方の晴夏、お借りさせてくださる& vorgue clie 、北海道で出会った皆さま、そして、ご覧いただいているあなたにお礼を伝えたい。

ありがとうございます。

誇張した表現になるかもしれないが、私たちの公演「そこに傘があったのだ」は“世界初”となる試みである。画家👩‍🎨と道化🤡の組み合わせで公演をやる例は見たことがない。だから、ライブペイント×パントマイム公演は“世界初”と言い切っている。もし、他に開催例があれば、素直に受け入れるので、教えてください。

作品のおおざっぱなストーリーは下記のとおりだ。

“人生に絶望していてもう全部どうでもいいと思って毎日モノクロの中を生きてたみたいな画家が本当の意味で色を知った”

実は今回、上演する公演「そこに傘があったのだ」は相方画家、晴夏の個展「晴れを待たない展」から着想を得ている。

彼女なりの考え方、
生き方をインタビューし、

どうしたら彼女が描く絵のエネルギー、背景を目の前にいる人に伝えられるだろうか、という疑問に解釈と仮説と表現方法により、生まれつつある舞台である。

なかなか濃い舞台だ。

一回では、内容を表現しきれないし、表現できるとは思っていないけれど、全力で楽しんでいけるよう、準備中を進めている

逆にいえば、ただ単に絵が身体の使い方が…技術だけに目をとらわれるよりも、ただ何となく伝わった気がする…を目指している。前述した“なんか”の感覚だ。

とにかく、エネルギーが伝われば嬉しい

舞台イメージとしては、サンドアートを画面に映したような表現に近い。筆と色、身体が織りなす、独特の表現は、僕らなりに試行錯誤して産んでいる。新しい表現であることは責任を持って伝える。

新しい表現を産み出すため、今回、制作にあたって、古くから使われている方法を新たな試みとして取り入れた。

・Twitterで制作進行状況を公開
・絵コンテの使用
・映画から学ぶ効果音を中心とした音楽編集

結果、当日起きるであろうイメージの解像度が格段に上がった。もちろん、いままでと違った角度から舞台をつくったから、大変だった。そして、テレビや雑誌で紹介されているジブリや映画などの制作裏側から得られた知識をもとにやってみて、だから、こういう作業をしているんだ、と気がつかされることが多かった。実践しないと分からないことって多いと改めて感じる。

「そこに傘があったのだ」は最大の特徴は、セリフを必要とせず、視覚的な変化を主とし、観る者の想像をかきたてる構成ではなかろうか、と分析している。ライブで変わる背景、演者と一緒になって演技ができる一体感。

もしかしたら、小中学校の芸術鑑賞やろう学校の芸術鑑賞で喜んでもらえる作品になるかもしれない。視覚的な変化を主としており、特に耳が聴こえない人にとっては、音がなくても楽しめるから、ぜひとも、ぼくらを呼んで欲しい。

もちろん、11月23日札幌にいらっしゃる方はぜひ、会場にお待ちしています。

【北海道 画家とクラウンによるライブペイント×パントマイムイベント】

「傘がそこにあったのだ」

あなたの日常に色を灯します。

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■日時
11月23日(土)13時半開場
14時から16時まで3回に分けて公演を実施します。

16時から17時までプチ打ち上げ!!

■会場
&vogue clie 2階
〒060-0053 北海道札幌市中央区南3条東2丁目
https://goo.gl/maps/jN9WtE5vF8FmfZ5M6

二条市場からすぐ。

駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください



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