沢山の占星術師がいるならば、当然人によってスタイルも違うし、相方ヒーラーのジョブによってはそのスタイルを調整する必要がある。

私はヒーラーにおいては占星術師をメインジョブとしている。経験としては暁月の極、ほんの数回ではあるが零式の1層で遊んでみたり等しかないので、（個人差があるとは思うが）経験豊富かと言われればノーであると思う。ただ、練習を重ねれば出来るようにはなっていくとも思っている。何だかんだ星空とか夜空とかのモチーフが好きなので、長いこと付き合っていきたい。
今回はそんな占星術師のカードについてのメモ。

カードとか

バッファー寄りの占星術師ではあるが、やはり特徴的なのは象徴でもあるカードの使い方だろう。カードは全部で6種類だが、更に近接・遠隔でそれぞれボーナスが付くものが3枚ずつ、と分かれている。
ドローしたカードと配る対象のジョブが適切であれば6%、異なっていれば3%。

近接：アーゼマの均衡・オシュオンの矢・ハルオーネの槍
遠隔：ビエルゴの塔、世界樹の幹、サリャクの水瓶

近接カードはタンクとメレー、遠隔カードはヒーラー、レンジ、キャスに投げる、といった具合。
次に占星術師をそこそこやり込むにあたって頭に入れる必要があるのは、いつカードを配ればジョブの火力を更に底上げ出来るかだ。

全員の大技がポンポコ炸裂する120秒バーストに3枚配るのは当然として、その後また120秒が来る前に必ず1枚配る。召喚のサモン・フェニックスなど、「ある程度高い火力が出せるタイミング」をジョブ毎に全て把握しておく。
また、それらを正確に捉える為にディヴィネーションのリキャストタイマーは必ず意識するのと、特殊なケースが無い限りは絶対にずらさない事。
これがずれてしまうとフェニックス等はどうしても召喚されたのが見えてから配ることになってしまったり、もしくは手前でルインガを撃ったか！？と目配せする箇所が増えてしまい、悲惨なことになってしまう。

サラッと書いたがどう考えても大変だし、人によってはこのロールとジョブは苦手だから…と遠ざかってしまうものもあるだろう。
ただ、全てを理解する必要は無かったりする。ほぼ全てのジョブに必ず高いパフォーマンスを出している事を示すバフ等が存在するので、まずはそこで付与されているバフを把握しよう。
以下、個人的に意識しているカード配りのタイミングを書いていく。
タンクも記載するがおまけみたいなものということで。

ヒーラーについては記載しない。精々白魔に投げてダメチャレをする遊びぐらいにしか使わないだろう。

近接DPS

モンク

120秒は皆大好き桃園結義、60秒バフは紅蓮の極意。
紅蓮の極意はシンプルな与ダメアップに加え、必殺技という高火力なWSを使用出来るタイミングになるので、「紅蓮の極意」に合わせて配る。
基本大幅にずらす理由が無いので、比較的分かりやすいジョブ。

侍

ごりっごりのピュアDPSというのもあり、居合のダメージがとにかく鬼なのでタイミングよくカードを配ってテンションを上げておきたい。
コンボ最終段と居合を一気に撃てる「明鏡止水」に合わせて配る。何気にリキャストが55秒なのが気になるところではあるが、そこまで捻くれた感じはしない。

忍者

「水遁の術」を使用したのをチラ見し、「活殺自在」を使用したタイミングで配る。
忍者はだまし討ちという、相手の被ダメが上昇するデバフを貼り付ける60秒のアビを所持しており、これを使用する条件が水遁の術であり、
付与されている＝ぼちぼち60秒を叩き込むやで！の合図なので、これが表示された場合は忍者のバフ欄を意識しておく。
活殺自在は忍者最大の火力源である氷晶乱流の術を撃つ為の下準備なので、絶対に逃してはならない。
活殺自在の効果時間は15秒なので、付与さえされてしまえばどうあってもカードの効果は出るのだが、人によっては使ったと思ったら爆速で氷晶乱流を撃ってしまう人もいるのでそこそこ悲しくなる。大体は事前に準備をしてくれる…と思う。

竜騎士

60秒バフの「ランスチャージ」に合わせて配る。
スターダイバー等、高威力のアビが沢山使用されるタイム。とても分かりやすいので穏やかにカードを配らせてくれる優しいジョブ。竜騎士本人はそれどころじゃないけど

リーパー

60秒リキャストの攻撃アビにグラトニーがある。高威力な上即座にジビドゥ・ギャロウズを使用するのもあって一応火力が高いタイミングと言われればそうなのだが、最も高火力なのはレムールシュラウド状態なので、少々難しいが「レムールのアイコンが表示されたら即座」に配る。
グラトニーを使用するタイミングは基本一律だとして、レムールの使用タイミングは人による為に若干判断が難しいが、少なくとも開幕バーストからその次に挟まれるレムールはグラトニーが使用される前には絶対に使用出来ないので、ディヴィネーションのリキャが60秒手前になったら何となくリーパーをチラ見しておくとあまり見落とさずに済む。その後はリーパー御本人の気紛れなので、何とか頑張る。

遠隔物理DPS

機工士

のこぎりがキュートなので、60秒手前で配りたい。
ゲージ管理ジョブなので特定の自己バフが表示されないのと、整備アイコンが消えるのが爆速なので毎回ちゃんと配れているか不安になるのだが、普通に火力が高いので余計に分からなくなる不思議なジョブ。
クイーン愛してるよ。

吟遊詩人

強いて言うならバラード中の60秒かな…と思う。例によって特定のバフは存在しないのだが、バラード中はブラッドレッター連打もあるのだがそこそこ高威力のサイドワインダーが丁度戻ってくるので、狙うならそのタイミングだろう。エイペックスアローなんてものもあるが、ランダムなので分かりようが無い。辛い。

踊り子

60秒リキャストで綺麗に戻ってくる「フラリッシュ」に合わせて配りたい。
厳密に言うとフラリッシュというバフが付与されるのではないのだが、何にしても「強い技がいっぱい撃てる状態になる」アビで、一気に色んなアイコンが付与される贅沢な奴。
遠隔物理では一番素直にカードを配れる。

遠隔魔法DPS

召喚士

60秒で綺麗に回ってくる「サモン・フェニックス」に合わせて配る。最も配りやすいジョブなのだが、逆に召喚タイミングがずれると「え？もしかして私が間違えてる…？」と最も不安にさせられるジョブでもある。
個人的にはリヴァレーションを即撃ちせずに少しだけ（2GCDぐらい）待って欲しさがある。クリダイ、見たくない？

黒魔道士

ファイジャを連打して火力を捻り出すので、少々特殊だが「MPがフルになっているタイミング」で配る。身もふたもない事を言うとファイジャを撃っている間がバーストのようなものなので、割といつでも投げれたりする。
大移動を求められるギミックが来ると話が変わってくるかもしれないが。

赤魔道士

配れない（クソデカ赤文字で表記したい）。

というのも60秒バフも無ければ攻撃アビも無いし、proc具合でゲージがブレるのでそもそも全てがランダムな上に近接コンボを開始したかどうかがキャラ本体を目視しないと分からない。PT欄を見ても判断材料が何も無い。
赤魔本人を凝視していて他のDPSのバフを見逃した！！なんてことがあったら目も当てられないので結局他に配る選択肢を取らざるを得なかったりする。マジで無理。ごめんなさい。
120秒は配れるからちゃんとゲージ用意しといてね…。

タンク

ナイト

60秒リキャストの「レクイエスカット」に合わせて配る。
パッセを愛するのはヒーラーの義務。

ガンブレイカー

大好き（ここテストに出ます）。
60秒リキャストの「ノー・マーシー」に合わせて配る。
ダブルダウンがクリダイして喜ばないガンブレはいないと思う。大好き。

戦士

60秒リキャストの「原初の開放」に合わせて配る。
3発もクリダイ確定ってどういうことですか？

暗黒騎士

タンクではあるが120秒バーストの火力がおっかないので開幕でカードを配る候補に挙がる。60秒は丁度ブラッドウェポン、ブラッドデリリアム、カーヴ・アンド・スピットなどオーソドックスな攻撃アビが出揃っているので素直に配れる。

終わり

実際に配られる側のジョブを触ると分かりやすいのだが、バフの効果は何なのか、何の為に使うのかをやんわり頭に入れておくだけでカードが投げやすくなる。

また、アストロダインというちょっとした絵合わせがあるのだが、慣れない内に意識すると多分脳が破壊されるのでそれはひとまず置いておいて、
まずカードの種類・配るタイミングを把握していくことが大事だと思う。
続けていればきっと出来るようになるさ。

後日ヒール関連も書いてみたいところ。