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ラスベガスのAWS re:Invent行ってきたからレポートする

エンジニアの方はご存じだと思いますが、今年もAmazon Web Serviceのグローバルイベントであるre:Inventがラスベガスで開催されました。

今回私は初参加だったので、今振り返るといくつか反省点というか次回から気を付けたいことなどがあるので備忘録として残したいと思います。

とはいえここで技術的なことを書くつもりはなく、今後re:Inventへの参加をする方や、あるいは単純にコロナ後の今海外旅行を計画している人へのちょっとした参考になればと思います。

旅行準備編

乾燥対策

ラスベガスに限らずホテルは大体どこも乾燥しているので乾燥対策は必須です。
特にre:Inventの開催時期的にも乾燥しやすく移動中もケアできるといいです。
具体的には濡れマスク、龍角散系ののど飴は必須です。ただそれでも自分は喉を傷めたので、スプレータイプののどケア製品なんかもあればよかったと思っています。

アメリカ行くだけならパスポートとESTAだけ

コロナ禍にあった昨年まではワクチンの接種証明などが必要だったようですが、今年からはパスポートとESTAだけがあればいいようです。
ラスベガスへの乗り継ぎでバンクーバーなど経由する場合はeTAも忘れないようにしましょう
今回行きはロス経由、帰りはシアトル経由だったのでESTAだけですみました。

入国審査で聞かれそうなことは印刷する

私は英語話せないので一番壁に感じているのがこの入国審査です。
とりあえず入国審査で聞かれそうなことは印刷しておけば、紙を見せて何とかなるの方針でなんでも印刷しておきます。
※スマホに保存しておくでもいいと思いますが、国によっては入国審査でスマホ出したりしたら駄目なところもあるようです。

具体的には以下のものを印刷しておきます。
・宿泊先の名前・住所
・観光や仕事の目的地
 今回ロスで入国したので最終目的地はラスベガスです。
 また、今回は実質仕事での入国ですが、Businessと答えると長期滞在と誤解されてビザを要求される可能性があるのであくまで目的は観光としています。
・名刺
 英語版の名刺があれば持っておくといいかと思います。

というわけで色々準備して臨んだ入国審査でしたが、結果的には目的地聞かれただけで終わりました。
あと入国審査では指紋取るためか、なんかのスキャナーの上に指を載せるように言われます。最初親指以外の指紋取った後、親指単体の指紋取られました。

通信手段

海外における通信手段としてはレンタルWifiや海外用SIMなどがあるかと思います。
主流としてはeSIMにしてスマホ以外での通信が必要になったらテザリングするのがいいのでしょうか。
私は自分のスマホが対応しているSIMやeSIMがなかったのでキャリアのローミングサービスを使いました。
re:Invent会場やホテルでは無料Wifiが利用できたので通信で困るようなことはあまりなかったです。

移動編

飛行機

今回はデルタ航空利用しました

10時間以上は飛行機に乗ることになります。
おすすめとしては、搭乗したら靴を脱いでネックピローをしてアイマスクして耳栓かノイズキャンセリングイヤホンをして寝る準備をします。
離陸したら席を倒して即寝ましょう。
あまり美味しくない機内食を食べてからさあ寝るぞ、としていると丁度尻が痛くなってきたりするので、とにかく早く寝ます。機内食は食べなくていいです。
そうして最初の数時間をやり過ごしたら、あとは機内座席の映画を見ながら過ごします。
ラスベガス行くときはオーシャンズシリーズ観とけばいいと思います。
後で観光でベラージオの噴水に行きましょう。

現地での移動

空港からホテルまでの移動にはLyftで手配したドライバーの車両で移動します。
タクシーでもいいと思いますが、今は空港の駐車場にLyft/Uber専用のエリアがあるくらいに都心部ではメジャーなので、価格も安いLyftなどを使うのがいいと思います。
re:Inventにおいては会場間の移動は無料のシャトルバスが出ているのでそれを使いましょう。他にもre:Invent参加者は無料でモノレールに乗れたらしいですが、私は利用しませんでした。

re:Invent編

基調講演はホテルの部屋で観ろ

基調講演(Keynote)は毎日行われますが、毎度のこと滅茶苦茶に人、本当に滅茶苦茶に人が並ぶので、長距離移動して毎日広大な会場を歩き回る参加者にとっては現地で観るのだけで大変です。
基調講演はオンラインで同時通訳しながら配信されているので、ホテルの部屋や、AWS認定者ラウンジなどでゆっくりしながら観ましょう。
ただライブ感を感じたいとか、あと実際のライブとかを観たいなら現地もいいでしょう。

飲料水は余裕をもって買え

当然ですが海外なのでホテルの部屋の蛇口から出る水は飲めません。
近くのお店で飲料水を買って運び込んでおきましょう。
ホテルが乾燥するのと、体調悪くなるととりあえず水が欲しくなったりするので多めに買っておいて損はありません。
私は最終日の深夜に、体調が悪くて外に出る気力もないのに水がなくなったときは最悪の気分でした。結果として違う部屋の同僚に水を恵んでもらいました。

re:Invent会場では至る所で飲料水やコーヒー、その他ソフトドリンクを配っています。
ペットボトルや水筒に水を移して携行するのもおすすめです。

写真はなんでも撮れ

写真はなんでも撮りましょう。
観光地はもちろん、ホテルの部屋や買ったもの、イベントで手に入れたもの、イベント会場、知り合った人、ふと目に入ったもの、とにかく何でも写真に撮りましょう。
今こうしてレポート書いていて、ああこの写真あればとすでにいくつか後悔しています。

SWAGが欲しいならコミュニティを覗き見しろ

re:Inventでは多数の企業が集まって専用のブースを構えるExpoというエリアがあります。
ここでは各企業が宣伝のためのグッズ、すなわちSWAGを配っています。
Tシャツや帽子、バッグなどの実用的なものや、お馴染みのステッカー、さらにはMeta Quest3やNintendo Switchまでプレゼントしていたブースもあったようです。
高価だったりレアなSWAGについてはそれなりの入手条件があったりして、初見では分からなかったりします。英語が得意ならそのブースの人と会話して聞くこともできると思いますが、私はそうではないので、FacebookやTwitterなどのAWS系のコミュニティを覗き見して情報収集していました。

英語が聞き取れないならWorkshopに参加しろ

re:InventではBreakout SessionやChalk Talkなどの登壇者のプレゼンやディスカッションを行うセッションや、WorkshopやBuilder's Sessionなどの自分のラップトップで手を動かしながら体験するセッションなどいくつか種類があります。
私は英語が得意ではないので、Breakout Sessionなどに参加しても半分ほどは何言ってるかわかりませんでした。ので、途中から受けるセッションをWorkshop系のセッションに切り替えたのですが、これが成功でした。
Workshopでは行う作業がWebページとして手元で観ることができ、ものによっては日本語訳も見ることもできます。英語が聞き取れなくても120分のセッション時間をじっくり使って手を動かしながら学ぶことができます。
分からない英語を聞くより、普段触らないような技術を触りやすい環境で提供してくれるこの機会を利用したほうがいいと個人的には思います。

また、Workshopに参加するときはサブモニターがあるといいと思います。
私が参加したセッションでは周りに持っている人はいませんでしたが、サブモニターがあると作業内容を見ながら、メインPCで作業ができます。
私は普段から持ち運んでいるiPad miniをサブモニターにしましたが、それでも十分でした。

おわり

とりあえずまとめておきたいことは以上となります。
re:Inventで受けたセッション自体はもちろん、AWSや各企業の熱量や、参加しているエンジニアたちの活気をその身で感じることができたのはいい経験になりました。
来年以降も参加するかはわかりませんが、その際にはこのエントリを見直してよりよい経験にできるようにしたいと思います。
またなにか記録しておきたいことがあればこっそり追記するかもしれません。

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