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清明

昨日は『清明』だった。
安倍晴明ではなく二十四節気の「清明」の話を読みたくて「清明 青空文庫」で検索したら、小泉八雲の『夜光虫』が出てきた!
なんで???と思ったら訳した人の名前が「林田清明」だった😅😅😅

あゝ、私も夜光虫の一匹ひとつである――無量の流れの中にはかなくも漂う、燐光体の一閃光ひとつである、と悟った――私が発する光は、私の思惟が変わるにつれて色合いを変えているようだ。時に深紅ルビー色に、時に青玉サファイア色に瞬またたく。今は黄玉トパーズ色の炎、さらには翠玉エメラルド色の炎に移り変わっている。

小泉八雲「夜光虫」青空文庫より

なんかお耽美な文章だったわ🤭 訳す人によりイメージは変わるのだろうけれど……スキ🩷

「夜光虫」というタイトルは織田作之助の作品にもあったけれど、オダサクさんのはページ数が多かったのでパス! 他にも同タイトル作品はいろいろあったのでまたチェックしよう🥸