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目標と目的の違い

みなさんこんにちは
DUTERLOSです。

今回は先日、とあるアスレティックトレーナーの方とお話させていただいた時に思ったことを書いていこうと思います。

日々仕事、スポーツ、習い事等を行っていく中で、「目標」という言葉はつきものではないでしょうか。
何事においても、適切な目標を設定することはもちろん重要。目標を掲げることよってメンバーの目的意識を高くしたり、活動する意欲を高めたりすることができます。
今日は、その「目標」の重要性について、改めて考えていきたいと思います。

「目標」と「目的」の違い、ちゃんと説明できますか?

そもそも、「目標」と「目的」の違いはご存知でしょうか。
「目標」と「目的」のそれぞれの言葉の意味や、この2つの違いについて、意外と理解していない人が多いのが現状です。
僕自身お話を聞く前ははっきりと区別をつけることができないものでした。
そこでまずは違いを確認していこうと思います。

目的=ゴール・追求するもの
「目的」は最終的に到達したい部分のことを指します。

目標=目的までの道筋・達成するもの
目的という最終的なゴールに向けて、その間に設定される小さな指標のことを指します。


例えば、[プロ野球選手になる]ことを目的としたとします。
そうなるとまずは[野球をする][大会に出る]と言うような項目が上がります。
この[プロ野球選手になる]という目的は、長期的で抽象的なものに対して、その過程に立てられる目標(ここでは[野球をする][大会に出る])は、短期的且つ具体的。
この2つの差が、「目標」と「目的」の違いです。

では、なぜ最終的なゴールである「目的」ではなく、その過程である「目標」を設定することが重要なのでしょうか。


どうして[目標]が重要なの?

それは、目標が無い場合に何が起こるかを考えてみると分かりやすいと思います。
目標が無いということは、具体的に何を実行すればいいかが決まっていないということ。
「何をどうすればいいのか」が明確でなく、目的までの具体的な行動設定が出来ません。また、目標という一定の基準が無いために、現状の改善も出来なくなってしまいます。

[プロ野球選手になる]という目的があるのに、具体的な行動を設定しなければ、現状はなにも変化しません。
ですが、その目的に対して[野球をする]や[大会に出る]という目標があれば、実際に行動に移すことができますよね。
また、目標を達成し、実際にそこまで結果が出なければ、[次は試合に勝つ]という新しい目標を立て、実行し効果を計るという改善も出来ます。


目標があることでサイクルが作られる

このように、目標を達成することは、その人を少しずつ目的に近づけます。
また、もし1つを成し遂げ結果が出なくても、改善し次に繋げることもできます。
目標の設定とその達成・改善は、目的の実現のために少しずつ良い方向へと導いてくれるのです。


最後に

僕が今回のお話をさせてもらった後で
[目標]と[目的]について少しまとめて見たのでそれを書きたいと思います。

[目的]とは[目標]の先にあるもの
[目標]とは[目的]を実現させるためのもの
[目標]とは[目的]を探求させるもの
[目的]はブラさない[目標は]複数ある
[目的]は1つ[目標]は複数

[目的]を持ち最適な[目標]はどれなのか考えて行動すれば良い結果となると思います。


皆さんもぜひ自身の[目的]と[目標]について改めて考えてみてはどうでしょうか。



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