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グッドバイ

健太です。
今日、D.W.ニコルズの新曲「グッドバイ」が配信リリースになった。10/2リリースのミニアルバム『ボクのうた』からの先行配信という形だ。

その「グッドバイ」の話をしようと思う。

繰り返しのような毎日も、実は決して繰り返しではない。そして笑顔ばかりの日々なんてない。でも僕らは、笑って、泣いて、また笑って、毎日を生きていく。
そんな、ニコルズが伝えたいメッセージが詰まっている。

この曲は、だいちゃんのデモを元に、強烈な閃きが生まれ、素晴らしいメンバーと、素晴らしいエンジニアと作り上げた。
僕はこの曲で、自分の中に溜め込んでいた色んなものを発散・放出することができた。そして内なるステップをまた一段上がれたと思っている。
その表現に大きな役割を果たしてくれたのが、フラットマンドリンだ。「RAIN」に続き、フラットマンドリンが大活躍してくれた。美しく、懐かしいような独特の音色。

こんな曲がニコルズにあることが本当に嬉しい。メッセージや美しさと共に、ニコルズの深い部分をきっと存分に味わってもらえると思う。

ここ何年もずっと掲げ続けている、「ネオ・カントリー・ポップ」。それはジャパニーズ・ポップスと、アメリカン・ルーツ、とりわけカントリーミュージックが融合した新しい形の音楽だ。
大切なのは「新しい」ということで、ただカントリーミュージックを取り入れただけではなくて、あくまで現代で奏でる音楽であることにこだわりがある。
それが最初に納得いく形になったのが「フォーエバー」だった。それから「はるのうた」。そして、この「グッドバイ」だ。
その意味でも、この曲ができた意義はとても大きい。

そういったこの音楽の意味に、どれくらいの人が意識を向けるのかはわからないし、この日本の音楽シーンにどれくらい響くのかなんてわからない。そしてもちろん、それが全てだなんて思っちゃいない。
でもこういう音楽的な挑戦や、そこに意義を求め持たせること。それは僕にとって喜びであり、自分の存在意義でもあり、音楽を続ける意味でもある。
この曲の存在はこれからも僕を支えてくれるだろう。
そして僕が音楽を続けていく限りは、そうやって音楽と向き合い続けていくのだと思う。

このリリースに寄せて、こんなタイミングしかないしクドクドと想いを書いたけれど、まあそんなことは無視して、ただただ聴く人が思うがままに楽しんでくれたら嬉しい。
それも本当の気持ちです。

「グッドバイ」一人でも多くの人に届きますように!

#dw25 #dw25_kenta

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