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映画とわたし。〜2019上半期総集編〜

まなんです。

2019年の上半期が終わる!

ひさしぶりに映画のこと。
なかなか書けていなかったので、この上半期で見たものを総まとめ!てな感じで紹介してみよう☝️

まず公開月毎にピックアップ!
【1月】
「春待つ僕ら」
「マスカレード・ホテル」
「バジュランギおじさんと、小さな迷子」
「チワワちゃん」
「そらのレストラン」
「十二人の死にたい子どもたち」
「デイアンドナイト」

初めて行った吉祥寺アップリンクがとても可愛くて素敵な映画館だった。

“そらのレストラン”
都会の喧騒から北海道の大自然に心はタイムスリップ。ああずっとここにいたい。と心底思ってしまった。食べることは生きること。生きることは食べること。その幸せを忘れちゃいけない。
“バジュランギおじさんと、小さな迷子”
なんて素敵な映画に出会ってしまったのだ、、!!という幸せな気持ちに。見終わったあとに「やさしさ」について考えてしまう。この映画みようよと誘ってくれたさっつんこと佐津川愛美氏に心から感謝。
“十二人の死にたい子どもたち”
2回鑑賞。堤監督も大絶賛の若手キャストが集結!緊張感と緊迫感の中での若手のフレッシュな演技には終始ワクワクさせられる。この中でも坂東龍汰、吉川愛、古川琴音の今後、注目したい!
“デイアンドナイト”
若手監督の中でもとても好きな藤井道人監督作品。さらにそこにイチオシ若手女優の清原果耶ちゃんの演技が本当に素晴らしすぎて、もう彼女の映画。雪の中の安藤政信とのシーンは胸をえぐられるような衝撃で脳裏に焼き付いてしまう。

【2月】
「七つの会議」
「バーニング 劇場版」
「フォルトゥナの瞳」
「翔んで埼玉」
「THE GUILTY」

ツアー中に札幌のずっと行きたかったシアターキノに行けたことが嬉しかった。観たのは「劇場版 バーニング」。トップ画像はシアターキノのロビー。

“フォルトゥナの瞳”
大好きな三木監督作品。主演の2人が本当に素晴らしい。かわいいとかっこいいとせつないが押し寄せてきて、ものすごく泣いてしまった。
“THE GUILTY”
こんな映画見たことない!の連続。とにかく88分間目が離せない。というか耳が離せない。これは面白い。そしてとても感動した。。

【3月】
「グリーンブック」
「コンジアム」
「きばいやんせ!私」
「君は月夜に光り輝く」
「L♡DK ひとつ屋根の下」
「美人が婚活してみたら」

今年で閉館となる有楽町のスバル座に行けてよかった。素敵な映画館がなくなるのはさみしい。

“グリーンブック”
見る前からハードルは上がっていたけど、そのハードルを余裕で飛び越える素晴らしさ。「何をやるにも100%でやれ。」「食べるときはそれが最後の食事だと思って食べろ。」グサッ!!ときたセリフ。素敵な友情。心がポカポカ。
“きばいやんせ!私”
大好きな夏帆ちゃんと太賀くん。この映画、上映劇場も少なく期間も短かった。もっといろんな人に見て欲しかった。それぐらい、やばいもの見た!という気持ちに。もはや、ドキュメンタリー。ガチすぎて、俳優たちの本気に泣けた。

【4月】
「キングダム」
「愛がなんだ」
「あの日々の話」

ひさしぶりにユーロスペースヘ。劇場のスタッフの態度がなんだかな〜って感じで残念な気持ちだが、観やすくて好きな映画館。

“キングダム”
原作ファンも大絶賛するほどの実写化。原作未読、かっこいいお亮が観たいという不純な動機だったことは白状しよう!だが、山崎賢人、本当にすごかった。山崎演じる「シン」の亡き友との約束、夢をあきらめないその真っ直ぐな姿に何度も泣いてしまった。私はこんなに強くないけど、大事な人のためなら、とんでもねえ力を発揮するんじゃないかって気持ちはとてもわかる。人を動かすのは人、というシンプルなメッセージが伝わる素晴らしい映画!
“愛がなんだ”
言わずもがな!昨年の東京国際映画祭で鑑賞したのちのブログはこちら。周りにもすすめまくって、ファンの方でも見てくれた人が続出。ライブのときに、みました!と声をかけてもらい、自分の映画のように思わず喜んでしまう何様!この映画がヒットしたことは映画界にとって、とんでもなく素晴らしいこと。邦画だってすげーんだぞ!!と叫びたい。

【5月】
「居眠り磐音」
「貞子」
「コンフィデンスマンJP」
「小さな恋のうた」
「長いお別れ」
「さよならくちびる」
「パラレルワールド・ラブストーリー」

「長いお別れ」はプレミア試写会にて。もう試写会で何度も行っているよみうりホール。2階席から見るのが好き。

“居眠り磐音”
実は公開初日の舞台挨拶のチケットがとれたものの、この時期死ぬほど忙しくて、上映前の舞台挨拶しか見られず。。そして上映数も減ってきてしまいいまだに本編を見れてない。悔しい。なんとか、なんとか見に行きたい。
“長いお別れ”
D.W.ニコルズの音楽を使ってほしい!心からそう願っている中野量太監督の最新作。中野監督の描く「家族」が好き。いろんな家族の形があるけれど、中野作品を見ると、こういう家族を作りたい。と心から思う。認知症というとても難しいテーマを、こんなふうに描いちゃうの、すごい。悲しい涙じゃなくて、あったかい涙しか出なかった。役者たちが完璧!

【6月】
「町田くんの世界」
「月極オトコトモダチ」
「ハウス・ジャック・ビルト」

新宿武蔵野館は上映後のトークショーも充実している映画館。座席の傾斜が少ないため、席を選ぶのは慎重に。

“月極オトコトモダチ”
3回鑑賞。何度見ても、自分の中でこれだという答えが導き出せない。それがこの映画の魅力だと思ってしまう。「愛がなんだ」のように、人にすすめたくなる映画。そして人と語りたくなる映画。同世代の女性監督、出演者というところもわたしの中でこの映画が愛おしくなる理由の一つでもある。徳永えりという女優の、身の丈を越えない演技にはいつもグッとくる。同居人の女友達と部屋で言い合い喧嘩するシーンがとてもすきだ。誰もが内に秘めてる感情が、ドバ〜っと溢れ出てくる。ヒリヒリせつない。
“町田くんの世界”
わたしはこの映画を見て、「町田くん」のような音楽をやりたいと漠然と思った。これは見た人にしか伝わらないし、とても抽象的な表現で申し訳ないのだけど、町田くんのような人が世の中にもっと増えたら、この世界も捨てたもんじゃないな、と思える気がする。「この世界は悪意に満ちている。」そうなのだ。そんな時代になってしまったのだ。だからこそ、抗っていきたい。この映画の面白いところは、主演の二人がド新人にもかかわらず、脇をかためる役者が主役級に豪華すぎること。そのせいか、新人二人のフレッシュな演技も素敵に見えてくる。

さて!こんな感じで、わたしなりに上半期総括してみました。

もう上映終わってるものも多いけど、最近はすぐDVD化されるので気になるのあったら是非チェックしてみてほしい!

わたしはプロの映画評論家ではないから、「わたしの言葉」で大好きな映画を伝えていきたい。

映画好きのミュージシャンはたくさんいる。だが、わたしほど偏りと振り幅のすごい映画好きミュージシャンは他にいないはず。

好きな映画はなんですか?と聞かれたら、
「バトルロワイアル」と「天然コケッコー」と答える。

「L♡DK」と「ハウス・ジャック・ビルト」両方観ている人がこの世界にいたら、ぜひ友達になりたい。
自分でも自分の趣味がわからん。

でもこれからもそれでいいと思っている。
自分が観たいものを観る。

なのでまたここにもマイペースに書いていきます!

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