健太です。

雪。子どもの頃は嬉しかったな。積もれば積もるほど嬉しかった。それが今や「雪かー困ったな」になってしまう。でもいざ降って積もってみたらやっぱり何だか嬉しくて、そんな自分にちょっとホッとした。

大雪だと前々から言われていたけど、ニコルズは今度の日曜28日に迫った、ニューイヤーコンサート in TOKYOのゲネリハ（本番さながらの通し練習みたいなもの）だったので、予定を変更するわけにもいかず、都内スタジオへ。ニコルズはスタジオには午前中から入る。今日は16時まで。リハが始まる前はチラつく程度だった雪も、リハ中に本降りに。リハを終えると外はすっかり銀世界。

「今日がニューイヤーコンサートの日じゃなくて良かったね」なんて話をしたけど、天気ばっかりはどうしようもない。きっと今日が大事なライブだった人もいただろう。何か大事な用事があった人もいただろう。でも天気ばっかりは、なあ。

駐車場から車を出すのにも一苦労。昨年末にスタッドレスに履き替えていたからまだ助かった。でもスタッドレスだって滑る。結構滑る。ノーマルタイヤよりはマシくらいに思っておかないと危ない。特に後輪駆動の車はよく滑る。

すでに道路も積もっていたけど、なんとか走って帰った。みんなノロノロ運転。そんな中、ビュンビュン行く車がいる。どういうつもりなんだろう。さすがにスタッドレスは履いているんだろうけど、信じられない。ものすごく雪道に慣れているのか、それともスタッドレスを過信しているのか。後者だったらかなり怖いね。

何年前だったか、大雪のとき、あの日も確かリハか何かで、車で雪の中帰った。大きい道路はまだ大丈夫だったけど、最終的に自宅に帰る細い道路はけっこう積もっていて、駐車場付近でハマってしまって大変な思いをしたのを思い出す。今はあのときの家とは違うけど、やっぱり最後の最後の細い路地はかなり不安だった。止まっちゃいかんと思い、ゆっくり、一定の速度で駐車場へ。なんとかゴール。良かった。

帰宅後、雪かきをした。今のうちにちょっとでもやっておくと明日楽なはず。しかし雪かきってのは、どこまでやればいいのか。自分が通るところだけでいいのか。ちょっと隣人のためにもやるべきか。もし右隣をやったらなら左隣はどうなんだ、とか。どこで切り上げればいいのか。しかし、いざやり始めたら、雪を集める場所がないことに気づいた。東京、恐るべし。道路脇に集めたいところだけど、よその家の出入り口だったりもするから、迂闊にその辺に集めておけない。仕方なく道路脇の、誰の邪魔にもならなそうな電柱の根元にちょっと集めたら、それくらいのスペースはあっという間に山になってしまって、自分が通るところすらろくに雪かきできず。ということで、諦めた。

これだけふわふわの雪がたくさん積もっているのに、大はしゃぎできない自分が何だかもどかしかった。これくらい積もったらかまくらだって作れるし、バターンって倒れて人型だって作れるのに。やったことと言ったら帰りにガソリンスタンドに寄ったときにあいちゃんに雪ぶつけたくらい笑。まあ無事にちゃんとゲネリハやって帰って来られて、よしとしよう。

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