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足骨日記50

もうこの日記も早いもんで50回である。違う題名で何回か書いたこともあるのだが、それは言いっこなしで。

先週末佐賀の海の家GreenBeachHouseで行われたモバイルスポットというイベントに徳利さんのライブDJをしに行った。

車で二、三時間一人で運転して現地に向かった。前日に地元のパイセンと酒を飲んでたので、朝まで軽く寝て出発。前回のモバイルスポットの時は前日に飲みすぎて娘の部屋でおしっこを漏らしたので遅くなったが今回は予定通り早めに到着しそうなスケジュール。

道中はPodcastなんかを聴いてリラックスして向かうが思ってたより唐津は遠い。わりと近い鳥栖も佐賀県なので佐賀っておとなりさんみたいな気持ちになっているが、福岡にいくより少し遠い。徳利さんとリハをするために11時過ぎくらいには到着する予定で近くまで来たがGoogleマップの示す先には道はなく会場の海の家の真裏の林の更に裏の個人医院みたいなところに案内された。会場周辺を入り口を探しながらうろうろしてたらイベント開始まで30分くらいになっていた。やむなくそちらの駐車場に車を停めて林のなかを歩いていくことにした。林を抜けて砂浜に出ると海の家の真裏だった。

ちょうどそこに居合わせた徳利さんと主催のニートくんとスタッフのしょうた君に見つかる。
どこから来たの?と笑われる。まあこの林から出てくると誰でも面白いと思う。

軽く挨拶を済ませてリハーサルをする。海に向かって音を放つと壁で反射して音が反ってこないので気持ちいい。野外イベント特に海ではそれが気持ちいい。

砂浜に二つのスケートランプも設置されていてスケーターに優しい料金設定になっていた。
前回同様雨でランプが濡れていて滑りやすくなっていたが結構な人数のスケーターがランプで遊んでいた。それを見ながら格好いいなと羨ましくなった。

折角の海だが気温も低くあいにくの雨で海に入る人は子供とその親くらいだった。足だけでもつけようと波打ち際で遊んでみた。気持ちいい。
自然と戯れながら音楽やファッションやカルチャーを楽しめる最高のイベントだ。

お腹が減ったので昼食に海の家で焼そばを注文して食べた。
紙製のおしゃなフードパックにいわゆる王道の焼そばが入って600円だった。妥当な金額である。
手にもった感じはずっしりと重く、この量でこのお値段ならかなり良心的である。王道の焼そばがパックに鎮座しているその横に紅しょうがとマヨネーズがどちらも気持ち多目に添えられていた。この心遣いが嬉しい。私はどちらも焼そばに欲しいが、そうでない人もいるだろうからそういう人には優しい気遣いだ。まずはそのままの味で一口目を楽しむ。味はオーソドックスな焼そばだがソースや油がしつこくなくて優しい味わいだった。海の家メニューにしては珍しく豚肉キャベツの量が多く具沢山の焼そばだった。とくにキャベツは火の通し加減が絶妙でしゃきしゃきでみずみずしかった。二口目以降の紅しょうがやマヨネーズとのコラボレーションももちろん最高!ノンアルコールビールがめちゃくちゃ進んだ。

焼そばだけじゃ足りないかなと思っていたが満腹大満足だ。
腹も一杯になりリスナーさんや関係者の人とお話もできて楽しかった。テンションが徐々に上がっていった。周りの人には伝わらなかっただろうけど。
僕は、17時の出番までに少し時間があったので海に入ってみたくなった。海パンをはいていたので海に突入してみた。気持ちいい。周りの人は僕のことを気持ち悪がってたとおもう。

気のゆくまで海につかったあとに冷水のシャワーで海水を流してライブの準備をしようと思ったら、寒すぎて震えてきた。ウィンドブレーカーを一枚持ってきたが体が冷えているので暖かい汁物を飲みたい。が、何も準備していなかった。
からだを暖めるにはまた何かを食べるしかない。僕は間違いない焼そばをコマゲンするべきか他のメニューを試すべきか悩んだが、焼そばでグリーンビーチハウスさんには絶大なる信頼を置いたので、カレーライスをチョイスした。

これもやはりウマイ。子供でも食べれるように辛くしてないカレーで旨味がある。上に乗ったフライドオニオンのようなものが風味と食感のアクセントになっている。スプーンは止まらず一気に食べ終えてしまった。暖かいものを食べると腹の中から体が温もり震えも止まり、楽しくライブをすることが出来た。

イベント終了後にBBQまでお呼ばれして楽しい夏の思い出になった。

僕は一人で車に乗り高速で家路を急いだ。前日からのハードスケジュールで眠気が襲ってきた。事故をすると危ないのでトイレと自販機しかないようなサービスエリアで仮眠を取った。
夜の11時30分くらいだろうか。

仮眠から目を覚ますと朝の5時30分になっていた。

おしまい

10月は福岡のキースでのライブに僕もお呼ばれしていますので予定を空けといてね~☺

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