【画像付きで解説】Osmosisとは?ウォレット接続から入金、プールで報酬を獲得する手順
1. Osmosisとは?
数あるブロックチェーンの中でも、注目を集めているのがクロスチェーンと呼ばれる「Cosmos(コスモス)」!そんなコスモスを基盤としたプロジェクトに「Osmosis(オズモシス)」があります。
まずクロスチェーンに分類されるコスモスは、異なるブロックチェーンを繋ぎ相互運用を可能とする特徴を持ちます。ブロックチェーン同士を繋ぐためには、通信プロトコルを使用してデータをやりとりする必要があり、「IBC」が採用されています。
Osmosisでは、コスモスとIBCを基盤としているため、IBCを使用する他のトークンとスワップすることができます。
スワップとは、トークン同士を交換することを意味します。例えば、持っているATOMをOsmosisのネイティブトークンOSMOに交換することができます。
スワップと聞くと、Uniswap(以下、ユニスワップ)を思い浮かべる人も多いでしょう。
Osmosisもユニスワップと同じDEXでありスワップサービスを提供しています。両者ともAMM(自動マーケットメーカ)によって自動的にスワップに必要な流動性を提供するシステムを採用。
大きく異なる点は、イーサリアムを基盤とするユニスワップに対し、Osmosisはコスモスチェーンを採用している点です。
暗号資産取引所の中でも、バイナンス等のCEX(中央集権型取引所)では、使用する際に個人情報を入力したり顔写真を送る必要があります。Osmosisは、DEX(分散型取引所)です。中央集権型の取引所とは異なり、個人情報の登録や手続きは不要です。
必要なのは、個人の暗号資産ウォレットだけ。以下で接続手順と入金
2. Osmosisにウォレットを接続して入金する手順
Osmosisのスワップページはこちら↓
まず、Osmosisにウォレットの接続して入金する流れを解説します。
(1)ウォレットを用意する。
Osmosisは、2種類のウォレットに対応しています。
Keplr(ケプラー)
WalletConnect(ウォレットコネクト)
この記事では、コスモスウォレットのKeplrを接続します。
Keplr(ケプラー)をまだお持ちでない方は、この記事を参照して開設してください↓
(2)Osmosisメインページで「Connect Wallet」を選ぶ。
次のページでは、接続するウォレットとして「Keplr」を選択します。
(3)接続を許可する。
これでウォレットの接続が完了です。
(4)Osmosisの「Assets」タブから「Deposit」を選ぶ。
ウォレットの接続が完了したら、左のメニューから「Assets」ページを開いてください。
「Deposit(入金)」をクリックしましょう。
(5)入金に使用する暗号資産(仮想通貨)を選ぶ。
ここでは、ATOMを例に入金します。
(6)ウォレットの接続を許可する。
(7)ウォレットアドレスと入金したい数量を確認する。
画面左上に表示されているアドレスが、入金に使用するウォレットであることを確認してください。
その後、入金する金額を入力したら、「Deposit」をクリックしましょう。
(8)トランザクションの内容を確認する。
(9)入金を確認する。
入金が完了すると、Total Assets(合計資産)が更新されます。
これでOsmosisへのウォレット接続とATOMの入金が完了しました!
次に、入金した資金を使用してOsmosisで暗号資産をスワップしてみましょう。
3. Osmosisで暗号資産をスワップしてプールに資産を預ける方法
以下は、OsmosisでATOMをOSMOにスワップ(交換)して、プールに資産をBond(預ける)方法です。
プールに資産を預けることは、Osmosisにおけるスワップで必要な資産の流動性を提供することを意味します。
流動性を提供した見返りとして、報酬を得ることが可能です。
(1)Osmosisで、スワップするトークンを選ぶ。
スワップする資産を選び、数量を入力してください。
「Swap」をクリックするとトランザクションの承認画面が表示されます。
内容を確認して「Approve」をクリックしましょう。
(2)「Pools」ページを開く。
プールに必要な暗号資産を入手したら、実際に資産を預ける暗号資産のペアを選びましょう。
Superfluid Poolsでは、ペアで資産を預けることが可能です。
ここでは、OSMOとATOMのペアを選択します。
(3)「Add / Remove Liquidity」をクリックしてLPトークンを確保。
プールには、ATOMとOSMOと表示されていますが、Bondの際には、LPトークンに交換する必要があります。
まず、「Add / Remove Liquidity」をクリックしてください。
ペアのトークンを同比率50:50でLPトークン化することができます。
数量を設定したら「Add Liquidity」をクリックしましょう。
指示に従って承認したら、My Liquidityに資産が追加されます。
(4)実際に報酬を獲得し始める!
利用可能なLPトークンが追加されたことを確認してください。
このままでは、まだ報酬獲得が開始していません。
画面中央右側の「Start Earning」をクリックします。
(5)預ける期間と数量を確定する。
Bond(預ける)期間は、1日、7日、14日間から選ぶことができます。
期間に応じて、獲得できる報酬率が異なります。
Bondが完了したら、報酬の獲得が開始します。
ページをスクロールダウン資産がBondされていることが確認できます。
以上がOsmosisで暗号資産をスワップしてプールに資産を預ける手順です。
最後に
Osmosisは、コスモスを基盤としたDEXです。ウォレットを接続するだけで、暗号資産をスワップしたり、プールに資産を預けて報酬を獲得することができます。
Osmosis以外にも、ウォレットを接続するだけで利用できる暗号資産取引所は多く存在します。
dYdXも代表的なDEXの一つです。
dYdXでは、自分のウォレットを接続して、暗号資産をトレーディングすることが可能です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?