NFTでの価格操作が疑われるときに相場はどう動くのか

あくまで個人の考えなんでDYORでお読みください。

ココではNFTでの価格操作が疑われるときに相場はどう動くのかについて
ツイッターだと文字数制限あるのでnoteで書きます。

まずNFTの価格操作をなぜ行うのかを説明します。
現在NFTは投機が主流になっておりプロジェクトの中身まで精査してトレードを行う人は少数派です。
そこで中身のないNFTを売りつける、またはクリエイターフィーをトレードさせることによって絞り出す事を考えだす人達が現れました。
彼らの行動はこの二つのみを目的にしていることを前提に話を進めていきます。

これらの価格操作されるNFTが上場してすぐに行う事は市場に対するアピールです。
Opensea24時間取引高ランキング、各トレードツールでの取引高ランキングに浮上させることです。
よく見るパターンでは上場して10分程度で無価値なNFTは0.1ETHを超えます。
一時的なフロアスイープ、高値圏での身内取引が行われ取引高は上昇し
各ランキングへの浮上を果たし市場へのアピールを果たします。
ランキングに現れる頃には低価格帯のフロアは一掃されておりイナゴに安い物は少数しか渡りません。
このフロアの上昇は取引高の減少と共に止まり供給の数は無制限に増えていきます。
フロアは価格操作を行う大口が管理しており流入してくるイナゴに長い時間に渡って上がらないフロアの中で売買を繰り返させる事でクリエイターフィーを絞り出し、需要があるなら自分たちのNFTを売ります。

価格操作を行う人達は取引高を下げながら価格を操作する次の段階に移ります。
実質のフロアから少し離れた価格帯までをスイープします。
自分のNFTはフロアよりも高く売れるんじゃないかと錯覚させてフロアの下落をごまかしますが供給は上昇する一方です。
その間も取引によるクリエイターフィーを稼ぎ続けます。
自分たちの労力に見合わないレベルまで同じことを繰り返し最終的にはフロアを崩壊させて終了です。

以上で価格操作が起こるときのチャートについて説明終わります。

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