3年前の三冠馬激突も凄かったが、今年のイクイノックス vs リバティアイランドも凄い。まずは夢の対決を実現してくれた陣営に敬意を表したい。

2023.11.26　ジャパンカップ

まずは過去10年のタイム分析から。

ポイントは以下。

• 脚質に目立つバイアスはない。実力通りに決まりやすいレース。

• 近2年はダービーよりも時計が遅い。出来落ちがなければ、ダービー好走馬は直結しやすいとみる。

次に過去5年の1～3着分析。

ポイントは以下。

• 1～3枠有利、6～8枠不利。スタンド前からの発走のため、馬場が良く距離ロスのない内枠のメリットは大きい。

• ダービーかジャパンカップを勝った系統が強い。ディープインパクト系が特注、キンカメ系、シンボリクリスエス系も合う。

• リピーターレース。過去の好走馬は要注意。

今回の参考動画は、今年の想定と同じくハイペースとなった、2020年ジャパンカップ。2番枠を引いたイクイノックスは、アーモンドアイとほぼ同じ位置を取るだろう。

はい結論。

◎ドウデュース

ハーツクライ × Vindication。低評価した2023重賞的予言・天皇賞（秋）は休み明けかつ適性微妙だった。今回は叩き2戦目、スタミナ型有利の馬場、イクイノックスを見て進められるベスト枠と条件揃った。また前走はいきなり鞍上が変わるアクシデントがあったが、今回は準備万端のはず。ダービー馬で東京2400ｍの適性も高く、買い材料しかない。

○イクイノックス

キタサンブラック × キングへイロー。現役王者で、東京2400ｍ向きの血統馬が、内枠を引けた。オッズの関係で◎から買うが、当然この馬が相手。

△タイトルホルダー

ドゥラメンテ × Motivator。東京実績は全くなく、狙いは有馬記念だと思う。ただ内枠を引けたし、スタミナ型のレースも合う。

△ディープボンド

キズナ × キングヘイロー。正直、東京2400ｍへの適性は高くないし、狙いは有馬記念だと思う。ただイクイノックスが秋天同様に前を潰した場合、変に追いかけないこの馬には絶好の展開になる。押さえは必要。

△インプレス

キズナ × Dr Fong。血統はダービー馬 × スタミナ血統でぼちぼち。ディープボンド同様、無欲の追い込みに期待。

リバティアイランドは軽視。マイル血統・体型なのはどうしても引っかかる。ハイペースでイクイノックスを潰しに行った馬は返り討ちに合う、という天皇賞（秋）と同じ現象が起こる方に張りたい。

スターズオンアースも軽視。この馬は大外枠を引いたのが致命的。キレ勝負の牝馬だし、天皇賞（秋）を回避したのも計算外だし、乗りなれないビュイックも不安。買い材料が少ない。

ダノンベルーガも軽視。ダービー・ジャパンカップの2鞍で成績を落としており、血統的にも2400ｍは少し長い。それに狙いは秋天だったはずで。

◎単複、◎○馬連が本線。