先週のNHKマイルカップはガチガチ決着。ちょっと私には取れない馬券だったな。忘れて今週頑張ろう。

2024.5.12　ヴィクトリアマイル

出馬表

過去10年のタイム分析

まずラップ分析。直近5年の平均勝ち時計は【1.31.3】、ラップは【34.2-57.4-33.9】と超高速決着。先週のNHKマイルカップも【1.32.6】と遅くないのだが、それよりも1.3秒も速い。持ち時計があるか、高速向きの血統を持っているか、どちらにせよ高速決着への対応力は必須だろう。

続いて脚質。高速決着とはいえ、基本的に後傾ラップなので先行馬が有利になる。最後方からの追い込みは難しく、10番手よりも前にいる必要はある。またBコース変わりの週にあたるため、内を通った逃げ先行馬は特に残りやすいことにも注意。

過去5年の1～3着分析

まず枠順にあまり偏りはない。中～外枠でも先行してポジションが取れれば勝負になるからだ。やや内が有利かな、くらいの認識で良さそうだ。

続いて血統だが、やはり高速決着に強い血統がそのまま上位に来ている印象。具体的にはディープインパクト系、デインヒル系、ダイワメジャー系、Bold Ruler系、Storm Cat系。このどれかの血統は必要だろう。

参考動画

今回の参考動画は2023年ヴィクトリアマイル。先行・ソダシと、イン差し・ソングラインの叩き合い。前にいないと勝負できないのがよく分かる。

今回は血統と持ち時計重視に加え、速い逃げ馬が不在なのでスロー～ミドルの展開になりそう。基本、先行馬有利になるとみる。はい結論。

◎サウンドビバーチェ

ドゥラメンテ×Johan Cruyff。デインヒル系持ちで高速マイル対応は十分可能。今回は逃げ馬不在で、かつ3番枠・4番枠の先行馬を見ながら進められる8番枠はこれ以上ない絶好枠。あっさり隊列が決まってスローになれば簡単には止まらない。

○ナミュール

ハービンジャー×ダイワメジャー。高速決着に強い血統を2本持ち、1.31.4の持ち時計が有るのは強い。位置取りが後ろ過ぎなければ普通に走るはず。

▲フィアスプライド

ディープインパクト×Kingmambo。血統はソコソコ合うし、馬場の良い内枠をうまく捌ければチャンスはある。スローになった場合は包まれるリスクもあるので▲止まり。

△1.4.5.14

内枠および先行できる4頭。3連複の相手に拾う感じで。

消マスクトディーヴァ

ルーラーシップ×ディープインパクト。高速マイル向きの血統ではないし、溜めて伸びる血統だけに位置取りも悪くなりそう。モレイラ騎乗で人気になるようなら疑ってかかりたい。