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2023重賞的予言・チャンピオンズカップ

今年ももう12月になりました。私はこの時期の回収率が1年で一番高く、特に得意としているのがチャンピオンズカップと有馬記念。今年も得意レースでしっかり当てて、いい年を迎えたい。

参考:2022年のチャンピオンズカップ「予言」はコチラ

2023.12.03 チャンピオンズカップ

まずは過去10年のタイム分析から。

リピーターレースっぽいが、実は同じ馬が勝ったことはない。

ポイントは以下。

  • ラップは前後半の差があまりなく、淀みない流れになる。

  • 毎年のように追い込みが決まるが、ほとんどがイン差しか、インを通って直線だけ外に出すパターン。インにこだわった馬が上位に来る。

  • 先行馬は厳しくタフな流れになるので、人気馬のみマークしたい。

このレース最大の特徴は「とにかくイン差しが決まる」。中京ダートは最終コーナーのカーブがキツく、すでに出力を上げた先行馬は惰性で外に振られ、インがぽっかり空く。そこを差すのが一瞬のキレを持つSS系、という構図であり、毎年のように同じ現象が起こっている。

また今年の逃げ馬はドゥラエレーデ、ノットゥルノの人気薄2頭だが、先行馬にはクラウンプライド、レモンポップと人気馬が揃っている。ミドル~ハイペースになれば馬群はバラけ、よりイン差し有利な展開になるはずだ。

次に過去5年の1~3着分析。

掴みどころがないように見えるが、実はちゃんと狙いどころはある。

ポイントは以下。

  • 枠と血統が重要なレース。リピーターレースじゃないのはこれが理由。

  • 内枠差し馬が特注。4角でインのラチ沿いにいる差し馬を狙いたい。逆に外枠の逃げ先行馬は割引が必要。

  • 血統はDeputy Minister系が特注。イン差し馬はSS系を持つ馬、先行馬は米国スタミナ血統がいい。

要するに、インにいるDeputy Minister系内包馬を軸にすればいいのだ。簡単なお仕事である。

今回の参考動画は2022年チャンピオンズカップ。内でじっとしていたジュンライトボルトの乗り方こそ、勝ち馬のスタンダードと考えてよい。

はい結論。

◎テーオーケインズ(人気軸)

シニスターミニスター × マンハッタンカフェ。Deputy Minister系とSS系を持つ内枠差し馬と、枠も馬場も血統もパーフェクト。6歳を迎えて能力落ちが気になるが、そこは適性で十分カバー可能。

○メイクアリープ(穴軸)

シニスターミニスター × スペシャルウィーク。Deputy Minister系とSS系を持つ内枠差し馬と、枠も馬場も血統もパーフェクト。最内枠を引けたし、みやこS同様、立ち回りの上手さを最大限に活かせば当然圏内。

▲ハギノアレグリアス

キズナ × ジェネラス。差し馬の距離短縮で、タフなレースになれば相対的に有利になる。上がり最速を多数記録しているように、最後のギアチェンジに強く、中京向きなのもいい。

△クラウンプライド

リーチザクラウン × キングカメハメハ。昨年と同じ5枠から先行すれば、それなりに粘れるはず。ただ今年の方がペースは速いだろうし(去年がスローすぎた)、より厳しいペースに対応できるかは微妙。押さえが妥当。

△メイショウハリオ

パイロ × マンハッタンカフェ。調子はイマイチに映るが、重賞勝ちはすべて追い込みだし、捨て身の強襲は脅威。

セラフィックコールは軽視。米欧混血でズブいタイプ。一瞬のギアアップが出来ない広い馬場向きの馬で、中京適性は高くない。

レモンポップは軽視。1800mは未経験だし、大外枠先行馬は大きくマイナス。テンで脚を使うと最後まで持たないし、乗り方がかなり難しい。

人気馬が外に固まっており波乱要素が多分にある。◎○から手広く。


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