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ダマスカス鋼 フィクスドブレード 固定刃 FALLKNIVEN HK9cxL

★ファルクニーベン ナイフ ハマグリ刃 ダマスカス鋼 フィクスドブレード 固定刃 FALLKNIVEN HK9cxL アウトドア キャンプ★
このナイフはコンベックスグラインド(ハマグリ刃)。コンベックス専用シャープナーを使うと、鋭く美しい刃のお手入れがとても楽しく、簡単になります。
Cowry(カウリ) X 粉末鋼の刃金を、ダマスカス鋼でサンドウィッチした贅沢な逸品です。このナイフ、よく見ないとダマスカス鋼かどうかわからないほどよく磨かれています。普通、これ見よがしにダマスカスの波紋を残すものですが、ここまで磨くのは日本刀作りの心が生きていますね。日本刀の仕上げを行う研師もこのようなフィニッシュを行うのですが、もしかするとこのナイフ、そういうことかもしれません。
カウリXは、大同特殊鋼が開発したガス粉末状熱平衡加圧製法の新しい刃物用粉末冶金鋼材で、高い硬度と共に鋭い刃先維持能力があり、すぐれた鏡面仕上げと輝きが得られ耐摩耗性に優れています。カウリXの硬度は金属加工用のハイスピード鋼の硬度61~63を凌駕します。自動車でいえばポルシェ918スパイダーや、マイバッハ級の価格帯ですが、もちろん相応のコストと出来栄えと性能があってこその価格となっております。


★ファルクニーベンの創業者、ピーター氏のお話★
 依然として"F1"がスペシャルとされるのは、これが完全に新しいデザインコンセプトである点。78年当時のサバイバルナイフは、第二次世界対戦から用いられていた、両刃の戦闘用ナイフに非常に似ていたからです。"F1"ナイフは小型だが、30年間、スウェーデン空軍サーブ39グリペン戦闘機の主要装備としてあり続けております。先日(2014年9月時点)スウェーデン政府は航空機を60機追加購入する事を決定しました。
1995年当時、折り畳みナイフは驚異的な人気があり、いくつかのアメリカやヨーロッパのナイフメーカーが折り畳みナイフを製造していましたが、シースナイフの製造は行ってませんでした。そのことが弊社にとって新しい分野に挑戦するきっかけになり、それ以来シースナイフの製造においては世界で1番の地位であり続けています。F1ナイフはハンティングナイフの設計思想に基づいています。安全で、濡れても滑らない、握り心地は快適で、ほとんどの手のひらに合います。ラミネートステンレス鋼は非常に強く、刃の鋼材がVG10ですから、刃こぼれしにくく鋭さが長持ちします。
"F1"のために私たちは、革のシースとプラスチックシースの2種類を提供しますが、通常、安全できちんとしており、丈夫で衛生的かつ安価であることからプラスチックシースをおススメしております。F1ナイフの何が特別なのかというと(弊社のすべてのシースナイフもそうだが)、手で研いでいる点です。熟練の職人だけがコンベックスグラインド(ハマグリ刃)の研磨作業を行うことが許可されています。コンベックスグラインドのエッジは強力で鋭く耐久性があり、サバイバルにおいては理想的です。弊社のミリタリーナイフのいくつかはNATOのカタログに掲載されており、2000年以降、F1およびS1ナイフは米海軍と米海兵隊のパイロットに正式採用されています。
世界中からの感謝の言葉こそが、弊社のナイフがエリートソルジャーに使用されている事実につながっているという事を理解しております。私達の"標準仕様"のFIは、VG10鋼材(外側を420J2鋼材で挟み込んである)を用いてラミネート加工されたもので、これが最も売れ行きが良く今までに100,000本売れました。(ちなみに1984年以来、米軍の全兵士に支給されているオンタリオのM9銃剣で40万本。)
もし私が正しく覚えていればですが、確か弊社のナイフは、スウェーデン、ノルウェー、 フィンランド、 オランダ、ポーランド、ロシア、アメリカで正式採用されており、他の国は採用に向けて計画進行中です。正確には思い出せませんが、瞬間的に浮かんだだけでもこれらの国があげられます。タング(ナイフとハンドルの固定部分)は、ハンドルの内側に隠れてしまっていますが、フルタングに近いとても強いタングで、グリップ表面からタングまでの距離は3ミリ未満で、グリップエンドから突き出す長さです。
もしハンドル表面からタングが突き出してしまうとナイフそのものが使えなくなってしまいます。しかしながら保証率が1万本に1本未満なので、その点はあまり心配する必要がございません。


スペック
全長:195 mm
刃渡り:90 mm(固定刃)
ブレード厚:4,5 mm
タング:フルタング
重さ:174 g
鋼材:Cowry X ダマスカス鋼
硬度:64 HRC
ハンドル:アイボリーマイカルタ
シース(鞘):レザー


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