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ストーンブリッジフォールディングキャンドルランタン

20世紀初頭にニューヨークで開発された、折りたたみ式真鍮製のキャンドルランタンです。今日までおよそ100年製造方法やデザインを変えることなく、今も製作されています。


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使用時はしっかりと存在感のあるサイズのランタンながらも、折りたたむとDVDパッケージよりも小さいサイズになりますので、レトロな雰囲気を重視されるバックパックキャンパーにもオススメです。真鍮製ですので、使い込むほどに味わいが出てきます。使い込んで古道具のような味わいを出すも良し、磨き込んで煌びやかな見た目を楽しむも良いですね。このランタンとの付き合い方は人それぞれ。
3面あるスクリーンはガラスやプラスチックではなく、雲母(うんも)またはマイカと呼ばれる耐熱性のある鉱物を用いられています。天然鉱物ですので、樹木の杢のように雲母に奔るひびのように見える筋には二つと同じ表情の個体はありません。独特の透明度を持つ雲母スクリーンがキャンドルの光を程よく拡散します。キャンドル、及びケースは別売りとなります。※現在、キャンドル及びケースの取り扱いはございません。キャンドルには直径約Φ30mmの物をお使いください。


★The StoneBridge Automatic Folding Candle lantern replica ストーンブリッジオートマチックフォールディングキャンドルランタン・レプリカ★
「歴史」
ストーンブリッジオートマチックフォールディングキャンドルランタンは1906年にチャールズ・H・ストーンブリッジ氏によって製造・特許取得された折りたたみ式キャンドルランタン。構造が画期的だったということもあり、瞬く間に人気のキャンプ用品の一つとなりました。開発から間もなく勃発した第一次世界大戦ではカナダ陸軍、ヨーロッパ諸国の軍隊にも使用された他、アメリカ陸軍の発行する多くのキャンプ用how-to本や雑誌記事中においても、そこここでストーンブリッジ氏のランタンが推奨されているのが見受けられます。ストーンブリッジ氏のランタンは亜鉛メッキスチール・真鍮・アルミニウム等のモデルで生産されました。当時のアウトドアガイドブックの著者によって推奨モデルは異なりますが、かつてのアルミニウムは非常に柔らかく、キャンプでの繰り返し使用に耐えられなかったこともあり、一般的には推奨いませんでした。ちなみに、最も生産されたのは亜鉛メッキスチール製のもので、現在でもアメリカの中古市場で見かけることができます。


「構造・特徴」
ストーンブリッジランタンは独創的で機能的なランタンでした。強風の中でキャンドルの炎を保護するために設計された風防であったり、煙が効率よく流れ出るシェードであったり、スクリーンにガラス板よりも衝撃に強いアイシングラス(※)を採用したりと随所に工夫が見られます。
※アイシングラス=雲母の薄いシート
 アイシングラスはガラスよりも耐久性のある天然素材ですが、強い衝撃や圧迫が加わると修復できない白く曇った斑点が残ります。


「オリジナルとレプリカ(※)」
オリジナルのストーンブリッジランタンにはランタン内に入る空気の量を調整する調整可能な通気孔が設けられていました。床底には雨天時等に水が入った時に排水するための丸い穴(ベントホール)が6列ありましたが、時としてこの孔が溶けた蝋を外に垂れ出してしまうという難点も抱えていました。また、シェード部分に刻まれる「Made in the USA」の文字はオリジナルのみに見られる特徴。
対してレプリカは空気量調整の通気孔は調整不可になったものの、オリジナルの難点を改善し、丈夫で坊錆性があり、蝋が底部から垂れないようベントホールを廃し、スクリーンも必要に応じて交換が可能。現在は工場がインドに移っていますので、Made in the USAの文字は無くなりましたが、実用するには後発のレプリカの方が機能的に優れているのは確かなようです。
※レプリカ
オリジナルは現在生産されておりません。当ランタンは米国の正規代理店より取り寄せたインド製の正規レプリカ品になります。


★製品クオリティについてのご注意★
当製品は輸入商品のため下記の点を予めご承知くださいますようお願い致します。当製品に使用されているスクリーンは雲母(マイカ)という天然石でして風合いに個体差があります。工場出荷時から部分的にヒビや不透明な個所があることがあります。当製品のボディには昔ながらの真鍮が使われています。真鍮特融の変色、くすみ、緑青の発生がある場合があります。当製品の簡易包装(段ボールパッケージ)は工場出荷時から変形やラベル位置が大きくずれていることがあります。恐れ入りますが、以上の点は製品仕様となりますので返品対象外とさせていただきます。


★収納時のご注意★
折りたたむ際に、底板が浮き上がっている状態で畳もうとするとスクリーン(雲母)に干渉しスクリーンを著しく破損することがございます。スクリーン部分を畳む際には底板を抑えて、スクリーンに干渉しないようにしながら折り畳んでください。
※スクリーンが破損した場合、スペアスクリーンのご用意はございませんのでお取扱いにはご注意ください。


★仕様★
■素材
・ボディ:真鍮
・スクリーン:雲母
■寸法(高さx幅x奥行)
・使用時:218(※350)x122x111mm
・収納時:21x122x177mm
※()内はハンドル含む寸法
■重量
・508g
■製造国
・インド


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