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澤円氏のファシリテーション講習に参加した

澤円氏によるファシリテーションの講習に参加することができたので、印象に残っていること、取り入れていきたいと思ったことをまとめました。

やらないといけないこと

ゴール・ビジョンの共有

- ビジョン(方向性)
   なんのためにこのミーティングを持っているのか。
- ゴール
    ミーティングを進めていく中で見つかるもの。

みんな適当に線路を敷く、ビジョンがないと修正できない。漠然ではなくキッチリ共有しなければならない。

ゴールは未来にあることを確認する

報告は過去の変わりようのない話であり、それに時間を使ってはいけない。As-isの情報共有は徹底的に圧縮する。これからどうするかを言語化する。ファシリテーターは事あるごとにそれを思い出させる役割。

理解度の差を察知する

参加者が混乱していたら整理する。ファシリテーターは常に表情をみる。

発言量を調整する

一人あたりの最大発言時間は決まっている。

(ミーティング時間 - バッファ時間 ) / 参加人数 = 一人あたりの最大発言時間

バッファ時間は会議の内容や参加者によって変わる。

時間は借り物ということを意識する

時間はお互いに借りているという意識を持つ。会議に参加したら自分は1参加者としても、全員の時間を借りていると思わなければいけない。時間が余ったらみんなに返す。

具体的な言葉・数字にする

ファシリテーターは具体的な言葉・数字で合意する。

やってはいけないこと

ファシリテーターが喋りすぎない

議論が始まったらなるべく喋らない、傾聴に徹してキーワードを整理する。

正誤のジャッジをしてはいけない

それが正しい、それは間違っているというのは合意形成の中でなされるものであって、ファシリテーターが決めるものではない。

公開処刑をしてはいけない

みんなの前で恥をかかせない。やるのであれば個別にやる。

雑感

とにかく澤円氏が凄い。

- 1行だけのスライドで何も見ずに淀み無く何分も喋る。
- 笑いのとり方がうまい。言葉選びが絶妙。


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