目の前で、「魔法」という力かなにかで

変身した、昨日出逢ったとなりの学校の優等生「めがねちゃん」。

アタシは、

屋上でゲームしたり、パン食べたり

好きな人と話して、ふわ〜と生きているけど

なにもかも、穏便にすむことなんかあるんだろうか。

あ〜。アタシも魔法とか使えるようになって

「人生をかえるの…」

とか、言う熱量みたいのあれば

こんなんじゃなかったかなぁ。

いや、こんなんっていうか幸せなんだけど…。

アタシは、なんで満ち足りていると答えをだして生きているんだろう。

いつも、言い聞かせるように「幸せ」だった。

それは、なにか物差しで計った幸せ。

友達がいるから幸せで

好きに生きているから幸せで

家族がいるから幸せで

まぁ、幸せなんだけど

寒いときは、暑いのがよかったぁ〜とか

思うのと一緒で

不幸を感じた時に、幸せって実感するんだよなぁ〜。

不幸感じないだけ、ちょーハッピーじゃん〜とかおもって。

目の前で起きた、このフシギ事件は

刺激的なんだけど

なぜか同時に

今までのことがうまくいかなくなるんじゃないかって

今までごまかしてきた、幸せが

崩れるんじゃないかって

今日は、ほうれん草で何かつくります。

と、アサミにラインをした。