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2024.1.14。誕生日のパラドックスについて知った日記。

昨日は妹の誕生日だった。プレゼントは「まるでこたつソックス」をリクエストされた。足首部分に発熱素材が付いていて、名前の通りこたつに入っているように暖くなる靴下らしい。東急ハンズにはあるかなと思って探しにいくと、まるでこたつソックスとぽかぽかカイロソックスという靴下が並んで売られていた。
うーんどっちが良いかなと悩んで、結局両方プレゼントすることにした。

それとは別に、今週末は姉と神社へ厄祓いに出かけた。
厄祓いは元旦から節分の頃までに行うのが適しているらしく、厄祓いを含めてご祈祷に来ていた人はとても多かった。
姉と13時に受付をして、祈祷が出来る時間は14時半となった。私達が受付を済ました後すぐに、もう1組家族が受付に来た。その家族からは15時半の祈祷になった。本当に今日は混んでいるな〜と思いつつ、祈祷の時間まではお昼を食べて待っていた。

14時半に祈祷の時間になり、巫女さんに名前を呼ばれて、15名程の祈祷を受ける人達は縦一列に並ばされた。そのまま拝殿に入って、着席し神主さんが来るのを待つ。神主さんが入ってきて、遂にご祈祷が始まった。

厄祓いは初めてだったので、祈祷の方法を知らなかった。どうやら祈祷をする人の名前と居住地、生年月日を述べるようだ。
家内安全祈祷が終わり、厄祓いに移った。
姉が最初に呼ばれた次は私の番だった。厄祓いの人はまだまだいて、次々と名前・居住地・生年月日が呼ばれた。

すると次の人の生年月日は、私の誕生日の次の日だった。(例えば私の誕生日1/14とすると、次の人は1/15というふうに)
すごい偶然だな〜と思っていると、次の人の生年月日は私の誕生日の次の次日だった。(例えば1/16というふうに)

すごい!偶然にしては出来ず来ている!と心の中で驚くが、祈祷中なので声を出すこともできない。
そうこうしていると祈祷は滞りなく進み、最後は破魔矢とお札を頂き、拝殿から出る。御神酒をいただいて、姉と境内から出ていく。境内から出た瞬間に、姉と「ねえ!怖くなかった?すごい偶然だったよね!「ほんと!同じ日の同じ時間に祈祷に来た人たちの誕生日が並んでいるって!しかも、私たちギリギリこの時間に祈祷になったから、本当にすごい偶然だね!」と静かに騒いでしまった。
こんな偶然が起こるのが、厄祓い中に起こるのか。とちょつと怖い気持ちにもなった。

家に帰った後にこの偶然を反芻していると、高校生時代の偶然を思い出した。
私が高校1年生の時、授業中に誕生日順で並ばされたことがあった。なぜ誕生日順に並ばされたかはわからないが、誕生日は自己申告制になっていて、「あんた何月何日生まれ?私は○月△日!」という感じでクラスメイトに確認して並んでいく。
並んでいくと1人のクラスメイトと誕生日が同じだと知った。え!すごい偶然!と驚いていると、なんともう1人同じ誕生日のクラスメイトが現れた。
そんな偶然あるんだ?!と驚愕して、ずーっと頭の中に残っていた。

気になって「同じ誕生日の人に会う確率」で検索すると、『誕生日のパラドックス』についてのWikipediaが出てきた。

私は数学が苦手なので、全ては理解できなかった。
クラスメイトが23名いれば、同じ誕生日の人に会う確率は50%になるということ、じゃあ同じ誕生日の人がクラスメイトに2人いるのも、不思議じゃないんだな。ということは分かった。

でも厄祓いの出来事は本当に不思議な偶然じゃないだろうか。もしかしたらこの日に厄祓いに来る運命だったのか…?と怖くなった一日だった。


妹から、先程LINEが来た。
「こたつソックスとカイロソックスどうだった?」
と聞いてみると、「カイロソックスはモコモコで良い感じ!」と返信がきた。カイロソックスも買っていて良かった…。
もしかしたらこたつソックスとカイロソックスが並んで売られていたのも、とっても良い偶然だったのかも。

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