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愛犬が亡くなって四十九日


犬の世界にもそれがあるのかはわからないけど。




四十九日の前日に娘から送られてきた。

その日は夜勤だったので、ゆっくり読んだ。
一人だったからたくさん泣くこともできて
(仕事中だけどね〜)


永遠に続くのかなって思うくらい、
毎日ふとした瞬間に泣いてた。

朝起きた時
ベランダから下の道路を見下ろした時
音楽を聞いてる時
手芸をしてて手を休めたとき
寝るとき


出かけたとき、帰るのが怖かった。

頭ではわかってるけど
笑顔にならないと、心配させたらダメ
私のこの執着で縛りつけてはいけない


毎日、苦しかった。


でも、それを読み終えたら
私の中に広がってた重たい雲がなくなって
涙ももう出なくなって
寂しくなくなった。


いろんな方の書籍から引用されていて
もちろん、このまとめてくださってる方の考えや思いも書かれていて、偏ってないところ、
読む人が選べる感じが、いいなと思った。


たくさんの言葉の中から、私の心に残った所

愛犬が亡くなるとき、飼い主の心に魂の欠片を置いていくため、いつでも心を通じ合わせることができる。

つまり愛犬との生活は物語の序章。死という通過点を超えたあとに物語の本編が始まり、一緒に過ごした愛犬との絆は輝きを増していく。


わたしの中に安心感が広がった。
悲しい雲は消えて
幸せな風が吹き込んだ。

ちょうど四十九日の日。

そのままにしてたベッドも片付けた。
全然寂しくなかった。

繋がってる感があったかくて幸せで、
涙がもし出たとしても前とは違う涙。
幸せなありがとうの涙。



家族を亡くされて
まだ辛くて苦しい思いを
抱えてる方へ届きますように。



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