サマソニ2022 BE:FIRSTレポ 東京8/21
行ってきましたSUMMER SONIC 2022 !(8/21 東京)
WOWOWでのストリーミング配信があったから、ライブ自体を見た人は沢山いると思います。最高でしたね!
このレポでは現地の景色、熱量と、個人的な心理、感覚を表現して、ちょっとだけ仮想体験レポ、自身が振り返ってホクホクできる役割のBE:FIRSTレポにしたいと思います。
昨年2021年9月18日のスパソニ以来のZOZOマリンスタジアム。あの日は台風が直撃、またコロナ禍のコンサート興行界が大ピンチで、存続の在り方を模索していた『抑圧』の年だった。
海浜幕張駅を降りると約一年前の景色がまだ鮮明に蘇る。
会場までのタクシーを誘ってくれた当時見知らぬおねえさん。
今もTwitterで繋がっているけど、個人的な『元祖リアルで会ったBESTY』だったのもこの日の印象的な思い出だ。
また最も大切なのは昨年のスパソニが『BE:FIRSTによる客前初ライブ』だった。
2022のサマソニは2021のスパソニと何が変わったのか、変わっていないのか、これを見に来たつもりで参戦した。
朝5時半に家を出て7:30頃に会場到着。
8時のリストバンド交換を経て、約一年ぶりに入場。
最前のブロックには入れなかったけれど、2番目のブロック内の最前列、ほぼセンター、前に遮るものもない、かなり見やすい場所に入れた。(画像の赤丸参照)
周りの客層の第一印象は、きっと8割くらいがBESTY、OCTPATHのファン(未知数)、ロックファン(Tシャツやタオルで判断)が視野に〜10人程といった景色だった。
Be Freeを始めとしたフォーメーションの妙が楽しめる曲がいくつもあるので、視聴環境としてセンター寄りの景色は満足度を一段階上げてくれる。
昨年スパソニでBE:FIRSTが張ったオープニングアクト。
今年はOCTPATHだった。
名前を、存在を、パフォーマンスを一人でも多くの人に知ってもらうべく、まっすぐに、はつらつと堂々と披露していった。
オープニングアクトが終わってからの時間はあっという間に感じ、気付くとモニターに次出演のアーティストを表示する『COMING UP NEXT BE:FIRST』の文字が。
もうカミナの振りも完璧でこれだけでも高まるテンションで心地よくなってくる(表示文言は全アーティスト共通)
この日もスパソニの天気に近く、まもなく降り出すぞという雲の状況が続いていた。
そんな空気感も相まって昨年と同じ会場に登場するということが感慨深くなった人はたくさんいたのではないかと思う。
10:50頃までに7つの酸素缶とタオルがステージに配され、次の瞬間、BE:FIRSTがステージにぞろぞろと登場し、Gifted.でサウンドチェックとステージチェックを始める。
各々が自身のパートを歌い、ステージの端まで足元のチェックをする。
会場に響く低音と、少ない音数の間を埋める個性的な歌声。
ものの1、2分だったかと思うけど、サウンドチェックのGifted.だけで既に至高だった。
MCのサッシャさんから紹介があってステージにスモークが吹かれ始める。
01.BF is…
最初に響いたのはやはりMANATOの歌声。
BF is…だ!
めちゃくちゃ声安定してるし、、強い!異世界感!
モニターに映し出されるビジュアルの美しさも強いし、このグループがどんな歌唱力を持っているのかを提示する名刺として最高すぎた。
美しさと表現したのは姿かたちはもちろんだけれど、醸し出すオーラとヴァイブスから『この場の空気を掌握してしまう』芸術的な光景に感じたから。
全員が自身のアーディシズムを最大限発揮しBE:FIRSTとは(BF is…)を飛ばしてきた。
そう、彼らは『名前を覚えて帰ってください』だった一年前から、歌声で自己紹介をするフェーズに入っていた。
ちなみにビバラで初めて現場で聞いていたけど、記憶が概ね飛んでいたので、今回がパフォーマンス初見な気になってしまっていたw
02.Betrayal Game
サマソニ大阪のセトリからして、次はScreamかと思っていたけれど、かかったのはBetrayal Gameのトラック。
この日、ビトゲを始めとして、最も悲鳴や感嘆の声が漏れ出てていたのがRYUHEI。
ビトゲお馴染みのなめらかなポーズシーンでは前からも後ろからも、ため息とも悲鳴とも取れない、映画で言う『オーマイガー…』みたいな、絶望と希望の両方をぐちゃまぜにしてどんな感情なのかわからなくなる、そんな声が各所で漏れ聞こえた。
03.Bye-Good-Bye
次のBye-Good-Bye前、水分補給と汗を拭き一息。
自分がいるブロックの対角線上のブロック最後列に、某バンドファンの4人組がいて、たまに『はまってるかな?乗ってるかな?』って気になって見てたんだけど、BE:FIRST見る時間削って他の箇所見るだなんて、ビトゲでMANATOが歌う『もし僕の愚行が』のフレーズ思い出して自戒していた。
でもたまに気になっちゃって見てたんだけど、そのグループの内一人がBye-Good-Byeからステージを見て頭動くようになっていた。
JUNONの圧倒的高音に会場、会場の空に無限に飛んでいっていて特に気持ちよかった。
MCではRYOKIとMANATOが英語のみで会話。
去年雨だったけど、今年は、、曇り、?(晴れとは言えないか😅)みたいなこといってたかな?
昨年のスパソニでもビバラでも、ことあるごとに英語でのMCや曲フリがあることで、グローバル展開視野があることを感じる。どんどん歌が、ダンスが海外に見つかって欲しい。
そのまま英語のMANATOのMCから
04. Don’t Wake Me Up
この曲フリもMANATOだったこともあって、客観的にここまでMANATOがずっと存在感を示し続けていた印象だ。
もちろん全メンバーの魅力は言わずもがな出ているけれど、ぐうの音も出ないほど安定したパフォーマンス。
口から音源と評されるMANATOだけど、MVやら音源を聴き込んでいる我々にこそ、音源並みのクオリティを持ってして、+アルファのアーティシズムを披露してくれることにライブの高い価値を感じさせてくれた。
具体的には音源よりも少し後ろのりに歌っても、それが当然ながらもたついたり遅れたりするミスなのではなく、しっかりと着地をしてみせる。
かつてはりょんりょん先生に『うまいんだけど風みたいなのよ』と言われていたけれど、彼が放つパフォーマンスは堂々グループの顔になっている。
ずっと雨を堪えていた空が、DWMUの最中少しだけ強めの雨を降らした。リリックビデオを彷彿として現場で結構エモくなった。
天気は晴れてる時だけじゃないし、雨があるから晴れたときの喜びが一際大きくするんだよな、それは人生も同じで、コアのTAMTみたいな思いに今なった。
05. Be Free
左右に大きく広がってみんなを、そして自分たちが楽しみに来たという笑顔で、『あ、これが別界隈の人が大阪やロッキンで見た、音楽を楽しんでいると感じた景色だ』と感じた。
そして2ndワンマンのバースデーを見てからと言うもの、ラップ掛け合い前でリョキマナに感情移入してハラハラしてきちゃう😂
冒頭もラストも人が代わる代わる顔を出して入れ替わる様子はセンター付近だからこそ最大限楽しむことができた。
06. Move On
自分が最後に見たBE:FIRSTのライブ(2022MTV)までに見たことのないMove Onの開始前演出。
自然と手拍子が速まるのと合わせて心拍数も、テンションも上昇していく。
真っ赤に染まっていく背面の映像。
本当にMove Onは革命的なトラックだとつくづく思う。
この日のSOTAはひときわ低音効いてて、ピック投げるときの『ピ』も破裂しまくってて、この曲の鋭利なディティールを表現していた。
もちろんいつものロックオン箇所で手振りも合わせてゲラァーも浴びられた🤘
JUNONの高音も圧倒的Part2
まだまだ雲があった空だけど、雲突き抜けるほど空に穴開けて突き抜けていった。
なんといっても今回のライブで個人的に一二を争う強い印象を残したのがRYOKIの爆発力。
夢の向こうにnow touch down後、くるっと回って一言、の箇所でこの強火曲の火力のまま『サマーソニーーーーー!!!!!!』はマリンスタジアムを燃やし尽くした。
RYOKIはスパソニの時からずっと爆発力って言われ始めて、RYOKIの『強み』と『役割』、どう振る舞うことが楽曲に好影響を与えるのかという音楽FIRST理念でパフォーマンスされてるからだと思う。
同じ姿勢だけど、力量はもうインジケーター壊して一番上の赤いところぶち抜いてる感じがこの日控えめに言わず最高すぎた🔥🔥🔥
【追記】あとさ、シャウト部分の要所でエコーかけてあって、RYOKIが多勢攻撃してくる感じもたまらなかった🔥
07. Brave Generation
SHUNTOの『一年ぶりだなあ!どんだけ成長したか証明してやるよー!(エッジボイスギガ盛り)』がこの日一番エモかった。
スパソニの段階で充分にハイクオリティパフォーマンスにぶち抜かれていたけど、もう一回り大きくなってここに帰ってきているし、このシャウトができる実力、実績、姿勢が言動に現れていることが熱かった。
やはり『初の有観客ライブ』からのバッカゲンのこの地はどうしても特別な気持ちになることを抑えられなかった。
パフォーマンスではドンドンドンのところ一緒にフットスタンプしたり、動いて楽しめた。
そういえば例の某バンドファンもBrave Generationに乗り始めてた。あと一息。
08. Scream
最近最も見ているMVなだけあって、視線を向ける箇所に大きな迷いがなかった印象。
やっぱり現場は場面を巻き戻せないし、モニター見てると俯瞰が見えないし、お客さんのノリを見ているとその時間パフォーマンスは見られないわけだから、良くも悪くも生モノっていうのは一秒一秒が尊い。
Screamも全メンバーのパワーを強く感じたし、某バンドファンの一人はずっとスマホに目を落としていたんだけど、ようやくScreamではステージを見やり、そこから視線を再びスマホに落とすことはなかった。
一発目のRYUHEIによるhahahaは、その声を聞いて情緒の狂ったBESTYを嘲笑するかのようで、最高証明してた。
もう一つ楽しみにしていたソロのスーパーRYUHEIタイムは歌いながらということもあって、あのエロすぎてお詫びしちゃうダンスはゆるいバージョンだった。
SHUNTOの『心も〜』の泣き部分を生で聞けたことも念願かなった。
ソタリョウのラップ掛け合いも空気を持っていくし、なんといってもあのラップ、ダンスのあとのhahahaも最善で最高な表現だった。
今回のライブで絶対に見逃すまいと思っていたのがScreamのダンスブレイク及び、JUNONのフェイクで音ハメするSOTA。
無事に目に焼き付けて眼福に尽きる。
MC
LEOから世界で起きていることや社会の環境から、明日が10日後が確かじゃない、そんな毎日の中でBE:FIRSTとこの場で音楽を共有できてる一秒一秒を縁に応援をさせてください(的な意味)の曲フリからShining One
09. Shining One
先日最新版ダンプラを公開したShining One。
この曲からBE:FIRSTはプレデビューという形で一歩目を踏み出し、初めての有観客ライブであるスパソニでもラストにこの曲を添えた。
改めてBE:FIRSTもBESTYも全員が輝くことのできる特別な曲。
SOTAのラップパートはいつもよりだいぶリラックスした抜きのバージョンだった印象。
Shining One Rerecordedもそうだし、SHUNTOの『成長した箇所』、ダンプラPt2もだけど、『ここが変わった』という所に目を向けることも、彼らに接してきた時系列に伴ってワクワクや喜びが増していく。
スパソニに立ったときと、様々な経験を経た彼らは、確かに地に足をつけながら音楽に、BESTYに、BESTY以外に向き合ってきた。
だからShining Oneの『こんな景色初めてさ』というリリックも意味深く聞こえた。
さっきのLEOの一秒一秒の話とも通ずるけれど、毎回毎回がこれまでと全く同じ景色(お客さん、天気、気候、コンディション)ではなく、初めて見聞きする新しいファン、何度も足を運んだファンも含めて、今日の一秒はお互いにとって『初めての景色』だし、BE:FIRSTはこれからも最高の更新をし続けてくれると確信を深めた。
次は日付的にもリアルスパソニから一年後のBMSGフェス!
サマソニは『このアーティスト見たいから、そのためにこの時間に休憩』とかできたけど、BMSGフェス、全出演者が見たいんだけど果たしてどういう形態になるのだろう。
これからBE:1の発売、まだまだ新章の勢いも止まらず来る(きたる)BMSGフェスを健康に迎えなくては。
ここまで長文を読んでいただきありがとうございます。
まどこかの現場で音楽しようぜ!
昨年のスパソニレポ▼
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