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コロナ禍の「夏風邪」が大変だった話

こんばんは!今日もご覧いただき、ありがとうございます。

実は今取り掛かっていることがひと段落するまでnoteは少しお休みしようと思って1ヶ月ほど放置していたのですが、「夏風邪」でドタバタ事件簿がありましたので記録しておこうと思います。



金曜の午後に病院からもらった電話で、PCR検査「陰性」と出ました。が、実はコレ、この10日間で3回目のPCR検査でした。(全て陰性でした)


話は10日ほど前、6月末に遡ります。

私の斜め後ろくらいの席に座る営業さんが、コロナ陽性となりました。私はちょうど4連休明けで、その営業さんとはしばらく会っていなかったのですが、事務所の席が近かったことや、その営業さんと接触した別のメンバーとは接触があったのでPCR検査の対象になりました。

その日は即時帰宅して、翌日に指定のクリニックでPCR検査を受け、結果が分かるまで自宅待機。鼻をグリグリされるタイプの検査で、受けた日の午後(4時間後くらい)には「陰性」の結果が届きました。

私以外に受けたメンバーもみんな陰性だったため、翌日(7/1)に出勤。「大変だったね〜」「1人罹るとこんなに大ごとになるんだね〜」なんて話しながら仕事を終えて、私はその日の夜から実家に帰省しました。どうせ民間のPCRを受けて陰性を確認してから帰省しようと思っていたので、「会社の経費で受けられて陰性証明できてラッキー!」と思っていました。

茨城にある実家で3日間ほど過ごし、日曜夜に帰京。実は日曜日の朝起きた時から喉の痛みを感じていたのですが、正直それほど大した痛みではなく、「口開けて寝ちゃったんだろうな」程度にしか思っていませんでした。


翌朝(7/5)。出勤のため朝起きると、なんとなーく嫌な予感。身体がふわふわするこの感じ…続く喉の痛み…「もしかして、熱ある?」

正直、今この時期に「熱がある」と申告すると、↑のような大ごとになりかねないので面倒くさいなと思いつつ、念のため家を出る直前に熱を測ると37.2度。微妙…!コロナが疑われるのは37.5度…!すごく微妙なライン!

とりあえず時間になったので電車に乗りましたが、人って「自分は熱がある」と気付いてしまうと急に具合が悪くなったりするじゃないですか(笑)なんとなく胃がむかむかするような気がする…と騙し騙し通勤していましたが、これで出勤してからもっと悪くなったら怒られるんだろうな〜と思い、上司に連絡。

「37.2度なのですが、休んだ方が良いのでしょうか?」→「今日は休んで病院へ行ってください」そうなりますよね…

ということで途中下車し、何度か行ったことのあるクリニックへ行こうとしたのですが、事前に連絡して熱があることを申告すると「他の患者さんもいらっしゃるので、11時に来てください」。その時点でまだ9時過ぎです。普段ならカフェにでも入ろうかとなるものの、熱があるのにカフェに入るのは万が一の時に迷惑がかかる。だからといって熱があるのに2時間近く外をふらふら歩く体力と気力はない。ということで他の病院を探して、運良く発熱外来を設けてる他の病院が近くにあったので、そちらに向かいました。

そちらの病院は空いていたのですぐに診てもらえて、PCR検査と血液検査を受けました。こちらのPCRは唾液を溜める形式。試験管に1㎝くらい溜めるのですが…だんだん気持ち悪くなるんですよね、唾液を出すのも、溜まった自分の汚い唾液を見るのも…今思い出してもウェッとなります(笑)血液も2本くらい採られましたが、そこからも分かるものなんですかね。

そこでの診察を終え、結果の連絡は20時ということなので、まずは両親に連絡。昨日まで実家にいたので、万が一の時は確実に濃厚接触者になる。まじでごめん…と思いつつ電話しても2人とも仕事中なので出ず、LINEに「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」と謝罪文と共に事情説明をしました。そして職場にも報告。

熱といっても微熱、喉の痛みもそれほどヘビーではないので、食料品だけ買い込んで帰宅。もらった薬を飲んで休みました。

連絡はやはり20時ごろに来て、「血液検査とPCR検査どちらも陰性だったので、夏風邪だと思います」とのこと。よかったー!!とまた両親と上司に連絡し、念のため翌日も休むつもりで就寝しました。

翌朝も、特に熱は下がらず37.2度のまま。この微熱だと解熱剤を飲むほどでもなく、喉の痛みは薬のおかげでなくなったので、もらった抗生物質だけ飲んで休んでいました。

が、昼前くらいから猛烈な胃痛に襲われました。「ぐぁぁ…!!」「いったーーーい!!」と叫んでのたうち回るくらいの痛さ。痛みが出る→30秒くらいでおさまる→また痛くなる、という波を繰り返し、2時間ほどでおさまったので、「あ、治ったかな?」と思っていると、また数時間後に痛くなり…というのも何度も繰り返しました。「痛くないうちにご飯食べよう」と思って夕飯を食べたら、3口目でまた胃に激痛。もう固形物摂れないな…とその日は食事を諦めて寝ました。



さらに翌日。朝は調子が良かった胃も、結局10時頃からまた激しく痛み出したため、ふらふらになりながら家の目の前のクリニックに飛び込みました。本当、家の目の前が病院でよかった…

陰性とはいえ熱があるので別室待機にされたのですが、痛みで座っていられず、診察用のベッドをお借りしてうずくまっていました。意識が遠のいて吐き気がするレベルで「救急車呼んでもらおうか…」と思いながら診察を待ちました。

わりと適当な先生なのであまり私の話は聞かず、状況だけ見て「注射しましょう」とのことで、胃の収縮をおさえる(?)という注射を打たれました。でも、それでかなり良くなりました!多少痛むけど、耐えられないほどの痛みではない。痛む頻度も一気に減りました。もらった胃薬を飲んで午後は寝ていました。

すると、15時ごろに上司から電話が。私の隣の席の先輩が前日から熱を出して休んでいる、という話は聞いていたのですが、何とその先輩がコロナ陽性になってしまったとのこと…!

「でさぁ、(先輩)が7/1に出勤したときに(私)と昼飯行ったって言ってるんだけど、覚えてる?行った?」

サーっと血の気が引く思いでした。うん行った、行ったわ、隣でマスク外してお昼食べながらお喋りしてた………

まあ月曜に検査して陰性と言われてるし、今の私の症状が胃痛というコロナには関係なさそうな症状なので多分大丈夫だろうとは話しつつ、「一応PCR検査対象になるけど行ける?」と上司に聞かれて「ちょっとしんどいので無理ですね…」などと話していました。先の営業さんの件で行ったクリニックは都心にあり、元気な時なら何の問題もなくても、体調が悪い時に駅まで10分歩いて電車を乗り継いで行くのはしんどい場所でした。

またそれは後日、ということで電話は終わりましたが、両親にも報告すると「えぇ…?本当に大丈夫なの…?」と偽陰性を疑われて、再びモヤモヤしながら過ごすことになりました。


さらに翌日(7/8)。胃の痛みは9割消え去り、熱は変わらず微熱のまま。ひとつの症状が良くなるとひとつ悪くなるような状況で、この日は熱っぽさとそれによる気分の悪さが続いていました。一向に良くも悪くもならない…と思っていたところ、昼前に何故かジワジワと熱が上がり始め、37度台後半になりました。

昨日の電話の件もあったので「やばい!!」と焦り始め、救急相談窓口に電話をかけたり、家の目の前のクリニックが休診だったので他の病院を探したりして、ギリギリ歩いていける距離の救急病院に罹ることになりました。

半泣きで10分ほど歩いた先の病院は大きいところだったので、発熱外来に入り、診察を待つ間に「体温を測っておいてください」と体温計を渡されました。

そこで出た数字は、なんと39.0度…!!

もうシンプルに絶望しました。家を出る直前が確か37.6度だったのに、短時間でこんなに上がって…40度行ったらどうしよう、本当に偽陰性で実はコロナだったらどうしよう、親に移してたらどうしよう、そもそも先輩に移したのも私かも…といろいろなことを考えて、先述の通り「熱があると気づくと体調悪くなる法則」でどんどん気分も悪くなり、診察を待ちながら泣いていました。

診察を受けましたが、症状はともかく状況的にどう考えても濃厚接触者であることには違いないので、PCR検査と抗原検査を受けることに。これで3度目のPCR検査です。

月曜の唾液の検査がえずくほど気持ち悪かったので、「あの…PCRって唾液ですか?鼻ですか?」と看護師さんに聞いたところ「今は鼻が主流ですよ」と言われたので素直に受けることにしました。唾液って言われたらちょっと悩んだかもしれません(笑)

抗原検査なら30分くらいで結果がわかるけど正確性は低い、抗原検査で陰性でもPCR陽性になることもあります、などの説明を受けながら別室で鼻をグリグリされて、また発熱外来の待合室へ戻ったのですが…

あれ?なんか体調良くなってる…?

本当に、なぜか分からないのですが、熱っぽさも消えて、さっきの気持ち悪さもなくなっていました。何だったんだろう、不安すぎて知恵熱でも出してたのでしょうか…(笑)とにかくお腹が空いていた。気分が悪いと当然食欲なんて皆無ですが、元気になってきていたのでお腹が空いて食べ物のことばかり考えていました。

まずは抗原検査で陰性が確認され、PCRの結果は明日…ということで病院から帰されました。帰る頃には「お腹空いた」が脳内の9割を占めていました。胃の方も調子いいし、今なら食べられる気がする…!と、家に帰ってから即冷凍の鍋焼きうどんをあたためて、たいへん美味しくいただきました(笑)

「おだしのいい匂い…!しょうゆの味!おいしい!私、美味しくご飯を食べられてる!!」

味覚と嗅覚に問題はなく、胃痛も起こらず食べられたので、約2日振りの食事に一人で感動していました。熱を測ると37.4度。まあ多少は熱があると言えますが、さっきの39度は何だったんだろう……病院の体温計にバグとかある…?(笑)

食事を取れたおかげか、その後はメキメキと元気を取り戻し、翌日(7/9)は9割方回復しました! 熱も久々に36.8度。平熱よりは高めだけど、熱があるというほどでもない状況です。

そして冒頭で述べた通り、PCR検査でも陰性が無事に確認されて、さすがに3回陰性なら本当に大丈夫だよね!という安心感を得ることが出来ました。


いやぁ……大変だった。もうシンプルに大変だった。

私はたぶん茨城に帰省した時に東京都の気温差にやられて風邪を引いたんだろうなと思いますが、同じタイミングで濃厚接触者にもなってしまったので、想像以上にドタバタでした。先輩は大丈夫でしょうか…まあ30代でまだ若いのできっとすぐ元気になってくれると信じています。

実家の両親も、母はすでに2回ワクチン接種済みなのですが父がまだこれからだったので、万が一移してしまったら…という不安がありました。今のところ2人とも元気な様子でひと安心です。

今は会社の規定でPCR検査を受けてから1週間は休まないといけないそうで、思いがけず来週末まで休みになってしまいました。帰省するために連休も取ってたから、トータル2週間ほどの休みに…ちょっとした夏休みですよね。まあ自分は陰性でも濃厚接触者であることには変わりないので、あまり出かけられないとは思います。

そうそう、こんな状況になってしまったので、テニミュも1公演払い戻しをしました……!!(号泣) 本当は7/10観劇予定だったのですが、さすがの私もあんなにガチガチの感染対策を敷いている舞台に、こんな状況で無理に行こうとは思えず…払い戻しだと再販売も出来ないらしく、空席になってしまったことが非常に申し訳ないです。私はまだ他の公演のチケットがありますから、そちらで我慢します。今は初日の配信を買ってリピートしています(笑)外に出られないのに休みも長いから、持ってなかったテニミュのBlu-rayをこれを機に集めようかな…(笑)まずは全立前編+四天チムパと、2019大運動会だな!!


最近また東京では1000名近い感染者が出て、せっかく解除された緊急事態宣言も再発令、ようやく開いたカラオケ店もまた休業を余儀なくされてしまう事態となりましたね。でもオリンピックはやる、という…(笑)

皆さんもコロナはもちろん、夏風邪にもじゅうぶんお気を付けください!!お腹に来る風邪はかなりしんどいぞ!!!元気に楽しい夏を迎えられますように!!


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