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推しを推しててよかったな

ここ3ヶ月ほどの間に滑走屋とか氷艶とか、次々と高橋大輔さんの情報が入ってきて、それだけでなく村元哉中さんとのかなだい組の本が出たり雑誌の表紙を飾ったりグラビアが二人ともそりゃーもうフォトジェニックであったりと、推しを推すことの喜びを全身で味わっております。

でもまあ以前は推しててしんどいことも多かったですけどね、特に本人も辛かったという一度目の現役後半とかね。ソチあたりまではフィギュアスケートメディアもあんまり成熟してなかったというかクソみてえな記事とかそらもう色々ありましたからなあ!その時期を思うと今はほんと天国ですよ天国。

で、その状況を生み出したのって、やはり大輔さんがコツコツと周囲の信頼を積み重ねてきたからなんですよね。
これは2018年に現役復帰した時からずっと思ってたんだけど、書かれる記事の質、というか誠実さが以前と全然違うのね。昔のメインストリームだった、フィギュア雑誌のいわゆるスケオタ上がりライターよりも、他の競技の取材経験を重ねたスポーツライターさんや、本人がスケートファンであっても一般誌で色々な記事を書かれてきたライターさんによるバランスの取れた記事が多くなり。スポーツ紙の記事も格段に丁寧なものが多くなって。
あとぶっちゃけ「扱い」が全然違うのな。昔は何かこう、ストーリーに当てはめて扱われることが多くてさ。それは怪我からの復活という輝かしいものであっても、追われる立場の「元」エースの苦悩、という余計なお世話じゃボケ的なものであっても同じ。あらかじめこういう物語であると決めつけた上での取材、多かったっすねー。
でも復帰後はそういう「物語」に当てはめられることはなくなった。というか引退の4年後に復帰して更にその2年後にアイスダンス転向とか色々と予想の斜め上すぎてもう当てはめられる物語がなくなっただけかもな、知らんけど。

ぶっちゃけた話をすれば、高橋大輔不在の4年間に失って初めてわかる有り難み(五七五)を感じてたんじゃないかと思える大歓迎っぷりだったよね、あの現役復帰。なんかこう、ほっとしたようなぱっと明るくなったような雰囲気が伝わってきて。それもやっぱり第一次現役時代に記者さんが「どんな質問にも嫌な顔一つせず答えてくれた」と書いていたように、一つ一つの、一人一人に対しての積み重ねあってこその信頼なんだなあと。

俺ね、信頼から一番遠いのはチヤホヤだと思ってんの。信頼は積み重ねだけど、チヤホヤは過ぎていくもの。そして何かのきっかけで容易に反転するもの。
バンクーバー後のあたりとかは割とメディアは浮き足立ってチヤホヤしようとしてた。でも本人が地に足つけて丁寧に誠実に対応していったおかげで、結果的にメディアの側が篩にかけられた感はある。おかげで今俺らは毎日のように良質な記事を読めるわけです各方面にありがとうございます。モグモグ(咀嚼)

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