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雨の城天ストリート

久しぶりに城天へ出演しました。

昨今の情勢でバンド形態は中々難しい。
とは言え落ち着く見通しも無い。

なので独りで演ってきました。

どうせ独りなんだから色々実験してみようって事で色々仕込んで臨んだんです・・・

( ^ω^)・・・

雨のせいで中々の思うようにはいきませんでしたorz

とは言え、「何の成果も得られませんでした!!」と言う訳でもなかった。

2ミックスのオケをPAシステムから出す場合、かなり緻密なミックスをしないと音の場がペラっとしてしまう。
でも綿密なミックスをしようにも現場での手直しは時間配分的に不可能。

って事で

ベースを抜いた全体2ミックス
ベース単体

って感じに二つに分けました。

全体2ミックスはDIでそのままPA卓へ。
ベース単体はベースアンプとベース用DIへ。

このように2系統にオケを分けてその場のバランスはPAエンジニアさんへお任せ。

こうする事により全体の音量と低音の圧をある程度自由に操作できる(はず・・・)

この方式はベースアンプからもベースが鳴っています。
そうすると低音の分離が良いうえに聞き取りやすく、自分の演奏にも好影響が生まれました。


ギターも

アンプから鳴る生音
アンプシミュレートでPA卓へ直接行くLINE

の2系統に分かれています。

自分の主観ではあるのですが、アンプの生音がPAシステムのLINE音声と混ざる事で音に厚み広がり奥行が生まれました。

LINE音声のみだと広がりはあっても中低音の安定感と押し出しが弱い。
大きな会場だと話は違てくるのですが。
でも今回のように生音が普通に客席に飛んでいく距離感の場合かなり影響が大きいと思います。

録画されている音では中々判別は難しいとは思うのですが、現場にいた人間的には中音と外音両方合わせて一つの音作りと考えてみた今回の試みはある程度良い線いけました。


エフェクターであるHelixのコントロールもオケを出しているパソコンからmidiによるコントロールチェンジでの制御。
スイッチを踏まずに音色が自動で切り替わるので凄い便利。

結果的にですが、当日は悪天候雨。
雨でHelixFloorにビニールが掛けられ、視認性が著しく下がっていたのですが踏む必要が有るのはワウぐらいなので何の問題もありませんでした。
幸か不幸か・・・

色々考えて臨んだ今回の城天ストリート。

全て試す事は出来ませんでしたが、それでも重要と考えていた

オケ音源のパラレル化
ギターのアンプ生音&LINE音声の組み合わせ
HelixFloorの遠隔操作

これらを試し実践し、経験する事による経験値が溜められたのは何よりの成果でした。

当日は雨が降る中、アンプの上に屋根を設置してくれたり足元の機材にビニールを掛けてくれたりと色々とサポートして頂いた城天開催者ソニックフォームスタッフの皆様には改めてお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。

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