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終 住んでいる部屋をスマートホーム化してみた話〜SwitchBotロック導入編〜

 住んでいる部屋をスマートホーム化してみた話も今回で完結。

最初のnoteでは、スマートリモコンとGoogleアシスタントを利用して、音声で家電をコントロール出来るようにした話を書いた。

次のnoteでは、NFCタグを導入して、スマホをかざすだけで家電をコントロール出来るようにした話を書いた。

 そして今回は、玄関の鍵をスマートロック化するSwitchBotロックを購入したので、それについて書いていく。
スマートロックを購入したことで、我が家をスマートホーム化する商品は、全て買い揃えた。果たして理想のスマートホームは実現出来たのか最後にまとめたい。

我が家のスマートホームアイテムについて

 SwitchBotロックの感想の前に、最初の記事からスマートホームに関するアイテムをいくつか買い足しているので、俺が所持しているものを紹介していく。ちなみに、連携が取れやすいように全てSwitchBot製品で揃えている。

・Google Nest Hub Max

 グーグル製のスマートスピーカー。これはスマートホーム化する前から所持。

・SwitchBot Hub Mini

 SwitchBot製のスマートリモコン。これが無いと何も出来ない。

・SwitchBot 温湿度計

 ここからは買い足し。部屋の温度と湿度がスマホで管理出来ると同時に、部屋が何度以下になったらエアコンを点けるといったことが可能になる。

・SwitchBot LED電球

 スマートホーム化する上で、一番小さい部屋の照明をコレに切り替えた。元々我が家の照明は、3部屋同じメーカーのシーリングライトを使っており、リモコンのチャンネルが2つしかなかったので、3部屋同時に証明をコントロールするために購入した。60W相当なので、小さい部屋向き。

そして、今回購入したSwitchBotロックとなる。

SwitchBotロックを導入した経緯

 SwitchBotロックを導入することにした理由は大きく2つある。
 一つ目は、鍵を施錠・解錠することと、家電を点けたり消したりすることを一つの動作でスマートに行いたかったから。
 もう一つの理由だけど、一般的に、SwitchBotロックの一番のメリットは、鍵がいらなくなる(スマホやスマートウォッチに置き換えれる)ことではないかと思う。実は、我が家の玄関の鍵はナンバーキーとなっていて、元々鍵はない。
では、なぜSwitchBotロックを導入することにしたかというと、閉め忘れ防止だ。ナンバーキーの場合、解錠時は暗証番号を入れるわけだから開けた感覚はある。しかし、施錠時は、ボタンを一度押すだけで閉まってしまう。これだと、押したかどうか記憶が定かではなく、押し忘れてしまっていることがあり、帰宅したら鍵が開いていたことが何回もある。SwitchBotロックの場合、何分以上解錠状態の場合に自動的に施錠するといった機能があったため、導入するに至った。
それと、ナンバーキーにSwitchBotロックを導入するメリットはもう一つある。閉め出されたり、帰宅時に家に入れなくなることがほぼないのだ。通常だと不測の事態に備えて鍵を持っておく必要があるが、ナンバーキーであれば暗証番号さえ知っておけば良い。解錠した瞬間に施錠するバグでも無い限り安心して利用できる。

SwitchBotロックを取り付けてみた感想

 土曜日の昼に届いたので、早速取り付けてみた。 説明書を見ながら行えば簡単に出来るレベルのものであった。使う工具もプラスドライバーだけで、ありがたいことに商品に同梱されていた。取り付けた後に、施錠・解錠・ドアの開閉を認識するための校正という作業が必要なのだが、これは説明書には無かったが、アプリでわかりやすく解説があったため問題なく設定できた。我が家のドアの場合、縦に置くと開閉時にSwitchBotロックがあたりそうだったので、横に設置してみたが何の問題もなく設置できた。

横向きに設置

取り付けた時に気が付いた唯一の残念な点は、電池だ。消耗品なので、おそらく年に数回は変える必要があると思うのだけど、聞き慣れないCR123Aと呼ばれるタイプだった。

これが単3とか単4電池だったら汎用性があって良かったのになと思う。まあ、CR123Aは他のスマートロックにも使われているようなので、世界的にはよく使われている規格なのかもしれない。

SwitchBotロックを使ってみた感想

 使ってみた感想としては、基本的なことは出来たが、一番大事なことが出来ずに落ち込んでいる…。
導入した理由の一つである、鍵を施錠・解錠することと、家電を点けたり消したりすることを一つの動作でスマートに行うことが出来ない。
詳しく言うと、鍵の施錠・解錠というアクションを家電コントロールに組み合わせられなかった。これが出来ないと、例えば、家に帰ってきて玄関外のNFCタグを読み取ると、鍵が開いて部屋の照明やテレビが点くといった動作をさせることが出来ない。鍵の解錠は、別のNFCタグを使うなりスマホアプリを使うなりして開ける必要がある。つまり2アクション必要なのだ。これでは全くスマートではない。
 だが、ここで諦めてはスマートロックを買った意味が半分失われてしまうので、なんとか出来ないか試行錯誤をしてみた。色々調べてみると、どうやらアクションを組み込むことは出来ないが、起点には出来るらしい。例えば、鍵を開けたら部屋の照明やテレビが点くといった動作が可能なことがわかった。一瞬これは使える!と思ったが、やってみると問題があった。俺がやりたいことは、家を出る時に鍵を閉めたら家電を消す、家に帰ったら家電を点けること。これを設定してみると、家に帰ったら鍵を開けて家電が点いて、ドアを閉めて鍵をかけると家電が消えることになるのだ。これでは使えない。
結局、苦肉の策でその動作をさせる時間帯を指定することにした。朝出勤時のみ施錠時の家電を消すという動作が有効に、夜帰宅時のみ解錠時の家電を点けるという動作が有効になるという具合だ。
ただし、これだと休日の時間の決まっていない外出には対応出来ないので完璧ではない。やはり鍵の施錠・解錠というアクションをコントロールに組み込めるようになることが望ましい。

まとめ

 我が家のスマートホーム化計画の最終回、鍵のコントロールが上手くいかず、理想にはあと一歩というところとなってしまった。しかし、ソフトウェアのアップデートで対応できることだろうから、期待して待ちたいと思っている。
もし、SwitchBotロックを購入予定でスマートロック以外との連携も考えている方は、今はまだ時期ではないのでアプデを待つべきだと思う。ではまた。


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