自身初の二ケタ勝利を目指す楽天の釜田佳直。年男24歳に待ち受ける「最大の壁」とは?

謹賀新年。明けましておめでとうございます!(^o^)

@eagleshibakawaです。信州上田在住の野球好き。故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえる楽天イーグルス推しのデータマンです。

今年も鷲ファンきっての記録好きとして、読者のみなさんの心に、良い意味で刺さる、そんな記事作りができればと思います。

さて、いよいよ新しい年がやってまいりました\(^〇^)/

4年ぶりAクラスを目指す戦いが、いよいよ始まりますよー
今年は、チャンスもチャンスなんですよ!!
優勝はソフトバンク、日本ハムの二強が健在のため、厳しいかもしれませんが、Aクラスなら可能性大!

というのは、楽天がFA市場で岸孝之投手を手に入れる一方、パリーグ他球団の補強速度は、じつに鈍いものでした。

昨年3位のロッテは、主砲デスパイネとの契約継続交渉に失敗。ナバーロも構想外で、本塁打80本中34本を欠いたまま新年を迎えました。
4位・西武は岸投手流出の穴が埋まりません。新外国人を色々と物色したようですが、フタを開けてみない助っ人ばかり。
6位・オリックスは、糸井嘉男選手の流出が痛い。代わりに連れてこようとした陽岱鋼選手も巨人にかっさらわれ、昨年QS率49.0%だった先発陣の選手層にも、不安を残しています。

というわけで、則本昂大投手と岸投手のWエースがガッチリ仕事をし、細川亨捕手がパリーグの頭脳を発揮するであろうイーグルスに、有利な風が吹いているのです。

しかし、その有利な状況を確かなものにするには、鷲のU-24世代、1993年生まれ以降の、19・20・21の高卒右腕トリオの1人立ちが欠かせないんですよね。

◎楽天の命運を握る「19・20・21右腕トリオ」
背番号21 釜田佳直、1993年10月26日生、今年24歳
背番号20 安楽智大、1996年11月4日生、今年21歳
背番号19 藤平尚真、1998年9月21日生、今年19歳

なかでも、今年、年男を迎えた釜田佳直投手の活躍にかかるところは大だと思われます。

昨年はトミージョン手術からの本格復帰元年で、首脳陣も無理をさせない復活のロードマップで起用してきました。

1試合平均球数は98.2。先発20試合の登板間隔は、そのうち19試合が中6日以上。中5日は交流戦の中日戦で1度あっただけ。好投しましたが、球数81で継投に入っています。夏場には前倒しの抹消で2軍調整をさせるなど、肩や肘、スタミナに配慮した使い方になっていました。

そのなか、残した成績が下記です。
20試合、7勝5敗、防御率4.14、113回、打者510人、被安打124、被本塁打12、奪三振77、与四球50、与死球8、失点56、自責点52。
WHIP1.54、被打率.284、QS率45.0%

則本昂大投手が2016年ベストゲームに挙げた、大谷翔平投手と投げ合い、7回4安打無失点でスコア1-0で究極の接戦を制した4月10日の日本ハム戦の勝利投手という栄誉もありましたが、トータルでは、ギリギリ及第点といった内容。

手術明け本格復帰2年目となる2017年は、防御率は3点台半ば、QS率は60%以上、キャリア初の規定投球回到達に二ケタ勝利と、良いところをみせてもらいたいですよね。

そのことは釜田投手も自覚していて、元日にはTwitterで新年の挨拶と意気込みを聞かせてくれました。

そんな釜田投手が、今年キャリアハイの数字を残すには、どこを改善すべきなのか?

これはもう、「たった1つ」だと思うんですよ。

ここに道筋をつけることができれば、今年は防御率にしろ、QS率にしろ、WHIPにしろ、良い数字が出てくると思うのです。

その「たった1つ」を下記でご紹介しましょう!!

ちなみに、肘ではありません。


※ここから先は有料エリアです。セブンイレブンの淹れ立てコーヒーと同程度のお手頃価格でお楽しみ頂けます。

※本稿は定価150円ですが、まぐまぐメルマガでも配信中です。
本稿を含む月十数本の連載で購読料514円
(2月以降お申込みだと、別途バックナンバー購入です)
読者数は、「中村紀洋の野球マガジン」を上回る支持をいただいてます。
新規読者さんには登録初月の無料購読サービスも。
まぐまぐでのご入会はコチラからどうぞ

銀行振込をご希望の方はtan_5277アットマークyahoo.co.jpまでご連絡下さい。

見やすさでは、とにかくnoteがお薦め!
スマホアプリでの閲覧が良いです。
本稿は、こちらのお得なバリューマガジンにも所収されています。→「オフも語り尽くすshibakawaの鷲応援マガジン冬季版」現在10名様に御購読頂いております。

ここから先は

2,625字 / 4画像
この記事のみ ¥ 150

読者の皆さんにいただいたサポートで、さらなる良い記事作りができるよう、心がけていきます。