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【試合評】2勝4敗1分。黒星先行する楽天の5月戦線~5/8●楽天1-4日本ハム

今季初の2試合連続1点どまり

今シーズンはここまで全試合なんらかの感想文を書くことができている。
しかし、本戦は正直書く気も失せる、あまりにも淡白な敗戦になってしまった。

先発・田中将は初回早々に2失点。
打線は散発4安打、2戦連続で1点どまりは今季初だ。

初回に先制を許し1度も追いつくことできず敗れたケースは、今季2度目。
田中将が復帰登板を飾った東京ドームの4/17●E1-4F以来になった。

◎開幕36試合終了時、パリーグ1位から6位までのゲーム差
2018年 4.0差
2019年 6.0差
2020年 6.0差
2021年 3.5差

同日はAクラスの球団がBクラスに揃って敗れた。
そのため、パリーグは首位から最下位まで3.5差の間にひしめきあう混戦だ。

コロナショックで戦力を欠く日本ハムとの3連戦は、そんな団子状態のペナントレースから抜けだず絶好の好機に思われたが、足踏みの2連敗になるとは想像だにできなかった。

これでチーム成績は36試合16勝13敗7分の勝率.552。
5月2勝4敗1分、日本ハム戦4勝4敗、先制された試合4勝10敗3分、ビジター8勝7敗3分になった。

◎試合展開

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◎両軍のスタメン
楽天=1番・小深田(遊)、2番・鈴木大(一)、3番・浅村(指)、4番・島内(左)、5番・茂木(三)、6番・岡島(右)、7番・辰己(中)、8番・黒川(二)、9番・太田(捕)、先発・田中将(右投)

日本ハム=1番・五十幡(中)、2番・杉谷(二)、3番・近藤(指)、4番・中田(一)、5番・王柏融(左)、6番・石井(遊)、7番・万波(右)、8番・平沼(三)、9番・宇佐見(捕)、先発・上沢(右投)

精彩を欠く主砲と主将

普通に好投する上沢の前に、打線は何度かチャンスがあった。

まずは上沢の立ち上がりだ。

1番・小深田は遊直、2番・鈴木大は右前へライナーで弾き返すヒット。いずれも速球撃ちで鋭い打球を打ち返し、上沢の動揺を誘った。
そんななかバッターボックスに3番・浅村を迎え、警戒も加わって初球、2球とボール。

一般にボール先行2-0を経由した対決は打者有利である。
実際、今季の楽天戦でもOPS.879という数字が出ている。

いっぽう、日本ハム開幕投手がボールを2つ並べたのは本戦2度だけ。

そんな数少ない打者有利な状況で、打席はパ打率2位の好打者なのだ。
絶好の好機に思われたが・・・(続く)

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