【試合評】大きかった! 小郷裕哉の「三重苦」スクイズ成功~4/2○楽天4-2オリックス

三重苦のスクイズ成功

3時間17分の明暗を分けたのは、小技で奪った3点目だった。

桜満開の仙台に今季初めてオリックスを迎え撃った一戦。
初回に楽天が2点を幸先良く先制したものの、2回から戦況は膠着した。

先発・涌井が5回まで散発2単打に抑える快投でゲームを作るかたわら、打線はその後も3回、5回とノーアウトで好機を作ったが、山崎福の粘投を打ち崩せず。

3回は浅村、茂木、田中和が甲子園準V左腕の看板球チェンジアップにそろって凡退。5回は三振ゲッツーで逸機し、ゲーム前半を2-0で折り返していた。

イーグルスに欲しかった3点目が入ったのは、相手投手が山崎福から山田に変わった6回のこと。
鈴木の二塁打と捕手2塁牽制の悪送球で無死3塁を作ると、1死後に3試合連続スタメンの7番・小郷がスクイズ成功。

楽天は直後の7回、オリックスの反撃に遭い2点を奪われており、もし小技の3点目がなければ、同点にされていたかもしれなかった。

たった1点の差でも、リードを維持するのと、追いつかれて試合が振り出しに戻ってしまうのでは大きく異なる。両軍選手の心理も様変わりするはずで、背番号51番の小技は大きな意味を持った。

小郷と言えば・・・(続く)

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