20160127アマダー

楽天ジャフェット・アマダーが2013年パリーグ本塁打王アブレイユになれないその理由

プロ野球にお相撲さんのような体躯の選手がやってくる。

最重量はぬわんと!135kg!!

その巨体の持ち主はジャフェット・アマダーだ。193cm135kg、メキシコ生まれの右投右打29歳の内野手。2年連続最下位に沈んだ楽天が、チームの浮上と得点力アップ、慢性化している長打力不足の解消を期待し、1年3000万円で獲得した新外国人選手なのだ。

昨年はメキシカンリーグで目覚ましい成績を挙げた。103試合427打席でプレーし、打率.346、41本塁打、117打点、OPS1.177。本塁打、打点の二冠王を獲得する好活躍を見せ、その活躍ぶりが楽天フロント陣の目に止まり、昨年12月24日に楽天との間で契約合意が発表された。

「大成功だと思います」(立花球団社長)、「大成功です」(佐々木国際部部長)、「チームが求めていた長打力を期待できる選手です」(安部井チーム統括本部長)。イーグルスのフロント陣が口をそろえる「アタリ」発言も、野球ファンの多くは眉にツバつけて聞いているような状況なのだ。

というのは、メキシカンリーグは打高投低で有名で、過去に同リーグからやってきた助っ人が日本で活躍した例が少ないからだ。

「え? でも、アブレイユはホームラン王取ったじゃん」

そんな声が聞こえてきそうだ。前年にメキシコで好成績を収めて来日、NPBで活躍した近年の成功例は、仰るとおり、ミチェル・アブレイユだろう(2013-2014年日本ハムに在籍)。

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