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【東北楽天400字総括】 西口直人、銀次、松井裕樹

いよいよ12月に入りました。
2022年の最終月もどうぞよろしくお願いいたします。

今月も楽天の主要選手の2022年総括を『400字』の原稿用紙1枚にまとめる作業を続けていきます。

第1回目・・・田中将大、浅村栄斗、岸孝之
第2回目・・・島内宏明、則本昂大、小深田大翔
第3回目・・・早川隆久、鈴木大地、辛島航
第4回目・・・辰己涼介、瀧中瞭太、西川遥輝
第5回目・・・涌井秀章、炭谷銀仁朗

●西口直人

しばかわが選ぶ《最も頑張りました賞》。もはや欠かせない存在だ。

61登板は平良海馬(西武)と並ぶパリーグ最多タイ、同3位の30ホールドは楽天では2017年ハーマン以来である。同点またはリードした44登板で逆転されたケースも1度のみと、高い信頼感を誇った。

連投、火消し登板が大変多く、当該戦績も圧巻だった事実は先月のnoteに譲るとして、ここでは球種割合に注目したい。

今年は最速156キロを計測したストレートと落ちる球(チェンジアップ、フォーク)の割合が、昨年73.0%→今年89.1%へと急増した。打者に縦変化をより意識させて、奪三振率8.58→9.54にUP、スイングを分母にした空振り率も昨年22.6%→今年27.2%に上昇した。

じつは西口も4/1集団感染の1人。ターニングポイントは5月の抹消期間だ。

療養復帰後4.2回6安打6失点と精彩を欠く西口に、首脳陣は5/9から11日間の猶予を与えた。ここで再調整に成功。5/20●E0-1B復帰後は14試合連続無失点で再出発し、冒頭の好成績につなげた。

●銀次

茂木と並んでコロナの影響を大きく被った。

“がに股打法”に徹した今年はオープン戦打率.316と開幕前から好調。その勢いを駆り、序盤は代打の神様として君臨した。

当該18打数8安打の打率.444。神がかりの打棒でパリーグ史上初のシーズン2度の1-0代打決勝打を記録し、4/28○E2-1Mでは美馬学との《2013年V戦士対決》を制した。

6/5○E6-5DB以降は不振のマルモレホスと入れ替わるようにスタメンが増加。故郷・岩手県営野球場での楽天ラストゲーム6/22○E6-3Fでは4タコながらお立ち台に登る珍事もあったが、圧巻は・・・(続く)

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2022』でどうぞ。

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