梨田楽天、対外戦の初戦を白星発進!~2月14日○楽天5-3起亜

対外戦、始まる!

他球団との実戦が本格化する沖縄金武キャンプ。
その2日目、イーグルスは対外戦の開幕戦に韓国の起亜タイガースを迎えた。

10球団で構成され、シーズン144試合を戦う韓国プロ野球。
そのなか、起亜は昨年の覇者に輝いたチームである。
5年ぶりVを狙う楽天にとってまたとない相手(※)をスコア5-3の逆転勝利で降し、シーズン開幕へ向けて幸先良い白星スタートを切っている。

※・・・昨年KBO打率.370で首位打者のキムソンビン、打率.342で同6位のチェヒョンウなど主戦級は出場しなかった。

チームは9安打。八百板2安打、フェルナンド2安打、岡島、内田、堀内、三好、山下が各1安打だった。

(下記へ続く)

楽天のスタメン

1番・岡島(捕)、2番・オコエ(中)、3番・銀次(二)、4番・内田(三)、5番・島内(指)、6番・三好(遊)、7番・田中(右)、8番・フェルナンド(一)、9番・八百板(左)、先発・森(左投)

対外戦の初戦を逆転勝利で飾る!

試合展開は、前半5回まで投手戦。
両軍の先発、二番手がともに奮起し、スコアボードにゼロを並べた。

6回以降は一転、激しい点取り合戦へ。

そのなか、先手を取ったのは楽天、6回裏のことだった。
短長3安打に機動力を集め、八百板の先制三塁打、堀内の中前適時打で2得点。(楽2-0起亜)

しかし直後の7回表、四番手・小野が精彩を欠き、3点を奪われてしまう。
3安打2四死球、とくに2死満塁から押し出し四球、2点タイムリーを献上したのは痛かった。(楽2-3起亜)

味方得点直後にゲームをひっくり返される。
しかも、あとアウト1個取れば攻守交替という要所の2アウトから3失点。
この「悪い流れ」を鎮めて勝機をもたらしたのは、五番手・菅原の好投だった。

8回9回を任されて2イニングパーフェクトのナイスピッチ!

1点を追う8回表をわずか8球で締めると、8回裏に味方が追いついた。
途中出場した下妻が右犠飛を放ち、試合は再び振り出しへ。(楽3-3起亜)

同点の回またぎ9回表も菅原が3人斬りをみせると、その裏の攻撃、イーグルスに逆転劇が待っていた。

四球、エラーの相手からもらったチャンス。
その好機をしっかり活かし、途中出場の山下、フェルナンドのバットからタイムリーが生まれた(楽5-3起亜)。

なお、通常なら山下のサヨナラ打でゲームセットだが、練習試合の特別ルールのため、9回裏も3アウトまで実施している。

森、古川、小野、菅原、内田、田中、フェルナンド、八百板などなど。
開幕1軍入りをめざしチーム内サバイバルを戦う1.5軍級の若鷲にとっては、収穫あり、課題ありの対外戦初戦になっている。

いくつか観戦ポイントを書き記しておきたい。

指揮官が寄せる、森への高い期待感

まず、驚かされたのは、先発の森になる。
試合前、Viberで本日のスタメンを見たぼくは「先発・森」を見たとき、梨田監督の「3年越しの熱い期待感」を感じた。

というのも、、、

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