──東北は日の出を待っている── shibakawaが作る犬鷲選手名鑑2016(4)

後藤光尊、美馬学、伊東亮大、高堀和也、宋家豪、三好匠、伊志嶺忠、片山博視、横山貴明、川本良平の10選手分

2月下旬になると、書店の店頭を一斉に賑わすことになるプロ野球選手名鑑。各社が力を込めて作る名鑑は合計10数冊以上にも及びます。当ブログでは過去に名鑑比較を実施したこともありました。

お気に入りの選手名鑑を眺めているうち、実際に中に入って選手名鑑作りをしてみたいなあ!と思う気持ちが強まってきた近年。何度かTwitterで思いの丈を叫んでみたりしましたが、オファーが来る訳もございません(泣)(来年こそ来ればいいなあ)

そこで、勝手に作成してしまおう!という企画です。

作成に当たり、ルールを2つ設けました。

◎主力選手/注目選手の寸評は本文500字以内。その他の選手は250字以内のテキストを厳守する。自分が読んでも楽しく、納得できる寸評を目指す。基本、当該選手への愛情こもったテキストにする。ただし、気持ち悪くなるほどのあからさまな贔屓の引き倒しはしない。

◎市販の選手名鑑に記載されている略歴や主要成績等は省略する(今やネットですぐに見ることができますしね)。その代わりに、鷲ファンで楽天選手のデータを最も多く眺め、ここ数年、楽天戦全試合を1球集計してきたshibakawaならではの珍しいデータ、注目して欲しい数字、チェックポイントを適宜ご用意して、解説する。

以下のことを順守し、今回は下記の10選手分を作成しました。

後藤光尊、美馬学、伊東亮大、高堀和也、宋家豪、三好匠、伊志嶺忠、片山博視、横山貴明、川本良平


後藤光尊・・・新進の出場機会を奪う「獅子身中の虫」

「獅子身中の虫」である。力の衰えたベテランが新進の出場機会を奪っている。私にはそのように見えて仕方がない。

開幕7番・遊撃を務めた昨年は、怪我人が相次ぐ中で117試合にプレーした。規定打席にも3年ぶりに到達、数多の変化球を仕留めるさすがの技術で(同打率.284)、お立ち台に登ること3度。9本塁打は自身2010年以来、チームでは松井稼に続く日本人打者2位の本数を放ち、6月3日ヤクルト戦では歴代28代目4番打者に座るなど働いた。しかし、なかなか成績につながらなかった。

得点圏打率は.227。OPS.611は規定打席到達30人中28位、17失策はリーグ最多タイ(うち11個が失点に絡み、UZRは遊撃-14.2、二塁-7.2だった)。7月にはリーグ3位の月間打率.364を残す一方、加齢に加えてスタミナ切れも原因なのだろう、6月と8月以降は月間1割台と波が激しかった。

契約更改では減額制限ギリギリ6000万円減の9000万円でサインも、本人は「『後藤がいなかったら大変なことになっていた』と言ってもらえた」と納得顔。

しかし、これは球団が使った「方便」だろう。そのことは後藤のWARが両リーグ規定打席到達54人中ワーストの-2.0を記録し、阿部や岩崎、西田よりも悪かったことが如実に証明している。

☆後藤を使い続ける必要性があったのか?

ブレずに後藤を批判してきた私だが、その矛先の約半分は後藤本人ではなく、起用した大久保監督以下の首脳陣に向けられていることを改めて記しておきたい。

箸にも棒にもかからない前年の大不振から立ち直った後藤を、首脳陣がもっと上手く使っていたら、もっと良い成績を残せた余地があったのにと思うのだ。

近年ほとんど守ったことがなく、守備負担が大きい遊撃のポジションに、アラフォー選手を何十試合も連続して守らせる必要、本当にあったのだろうか?という点だ。

例えば、4月12日オリックス戦から5月22日西武戦まで32試合連続スタメン起用があった。翌日は久しぶりのリフレッシュ休養が与えられたものの、続く5月24日西武戦から7月9日ソフトバンク戦まで33試合連続スタメン出場。常軌を逸している起用法だと感じたのは、私だけではないはずだ。

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