20160113楽天コボスタ

プロ野球・東北楽天の未来、理想のチーム作りをファン100人が考える

昨年8月下旬、楽天・大久保監督辞任報道が出た直後、ブログ上で次期監督候補には誰が相応しいか?の緊急アンケートを実施しました。約2週間という短期間ながらも、100名を超すファンの方々から御意見を頂戴しました。

その時、同時に「これから数年、どのようなチームを期待しますか?」という質問もしましたが、こちらにも多数の声が寄せられましたので、noteで公開したいと思います。

前回は10代~30代までの合計54名のファンの御意見を掲載しましたが、今回は40代以降55人の皆さんから寄せられた声を御紹介します。

納得できる御意見、切実な叫びなど多く、私はウンウン頷きながら読ませて頂きました。それではどうぞ。

※一部、てにをは、句読点、平仮名を漢字にしたり、漢字を開いたり、今年を昨年に変換したり、読みやすく修正しております。また、お寄せ頂いた中には長文力作もございましたが、紙幅の関係上、一部のみを御紹介し、他は省略させて頂きました。


■40代の御意見(35名)

「長いスパンでじっくり生え抜き選手育成していく。ただ短絡的な発想の三木谷オーナーの元なかなか現実的にはむつかしい側面がある」(近畿40代男性A)

「数年後より今年のこと。まずはケガの少ないチームを。昨年の想定スタメンでケガ、不振なく全うしたのは松井稼頭央さんだけ。半数でも期待値どおりであれば、今頃まだCS争いをしていたはず」(北海道40代男性A)

「もう一度立て直し。育成メインで! いつの間にやら弱体投手陣になってしまった。層の薄さを改善して欲しい。折角の若い有望選手が沢山いるので何とか大成して欲しい」(関東40㈹男性A)

「まずは、三木谷の現場介入を辞める」(北海道40代男性B)

「長期的な考えのもと短期的に何が必要か考えること。監督が外国人の獲得に関わること。若手のピッチャーを無駄な怪我なく育てること。釜田のような犠牲者はなくしてほしい」(東北40代男性A)

「野村、星野のような大物個性派監督の采配、チーム作りは面白かったが、萎縮してしまう若手もいたと思う。若い監督とともに若い選手も育っていくようなチームが理想」(関東40代男性B)

「ズバリ! 生え抜き選手の育成を土台とした、根本的なチーム力の底上げ。数年計画でじっくりやってもらいたい。それまで大きな結果は期待しない」(関東40代男性C)

「現場主導! これにつきます」(東北40代女性A)

「いわゆるスモールベースボールを目指しては」(東北40代男性B)

「生え抜き長距離砲の育成(中川、内田等)」(東北40代男性C)

「投手と打撃のバランスが取れたチーム。特に打撃を強化できるコーチを連れてくることが大事」(東北40代男性D)

「全般的な選手の育成はもちろん、海外スカウト陣の育成及び補強が急務!」(関東40代男性D)

「ある程度、長い目でチーム作りしてもらいたい。不振だから終わりではなく・・・」(中国40代男性A)

「打撃陣の勢いを削ぐような投手はいりません! 今年は特に貧打、チャンスに打てない。怪我人、外国人の失敗等々ありましたが、それ以上に投手陣がすぐ先制されたり、中継ぎが打ち込まれて同点・逆転されたりと、データに残らないところで野手のやる気を失わせてる感が拭えません。『将大に勝ちをつけてやりたい』。かつてこういう言葉が野手陣から多く聞かれました。こんな投手が再び出てくることを願っています」(東北40代男性E)

「最低限、五割勝てるチームを!」(東北40代男性F)

「3年に1回はクライマックスシリーズへ」(東北40代男性G)

「奇策など使わない、正攻法で戦えるチームを作っていってほしい。今年やろうとした超機動力野球は、勝ちに結び付かずに奇策としか見えなかった」(東北40代男性H)

「若手をしっかり育成し、自分たちが育てた選手で勝てるチームになって頂きたい」(東北40代男性I)

「投手王国。現状の駒を見ると投手を中心とした守りの野球が現実的でしょう。しかし、同時に和製大砲も育てて欲しい。西田や中川などに期待するが、しばらくは助っ人頼みか?」(東海40代男性A)

「投手中心の守り勝つ野球。その中で、西田、中川の右の大砲を育てて欲しい」(関東40代男性E)

「デーブが悪い! これだけで済ませては何にもなりません。あまりに投手偏重のドラフト、外国人獲得のルートのなさ、当然、三木谷オーナーの現場介入など、問題点は多いです。すぐに結果を出せ!とは言わない。五ヵ年計画で、選手を育成するべきと思います」(九州40代男性A)

「得点力が上がる編成」(東北40代男性J)

「1番〜6番まで不動のオーダーが組めるチーム」(関東40代女性F)

「日本一になった年のように、ある程度、打順は固定して、投打がかみ合った野球を見たい」(東北40代女性B)

「藤田が中心のチーム。あと中川の育成」(北陸40代男性A)

「稼頭央、藤田、後藤のベテラン野手陣の後釜をしっかり作って欲しい。長打が打てるバッターを育てて欲しい。投手は若手が多いし、則本、釜田(肘の状態が良い場合)と気持ちのあるピッチャーが二人いるので、かなり心強い投手陣になっていくのではないかと思う。応援したくなる、応援していて楽しいチームになって欲しいです。やはり常勝チームになりたいですね」(東北40代女性C)

「投手王国へ向けた投手陣の立て直し」(近畿40代男性B)

「則本、釜田、安樂、小野、松井、森、辛島...。投手陣は充実すると思うので、やはり国産大砲を含めた野手の充実を。何せ、層が薄すぎです」(東北40代男性K)

「チームの若返りと、打力の向上」(九州40代男性B)

「ファンの思いを叶えて欲しい。常勝チームを作るのだという球団としての姿勢を示して欲しい」(東北40代男性L)

「立花社長に頑張ってもらうしかないですね。層が薄いので、ドラフトやトレードで底上げが出来たらいいな」(関東40代男性G)

「野球に精通している人が現場を見てくれて、プロスポーツの運営に精通している人が営業を見てくれて、オーナーはその人選と資金提供をする」(関東40代男性H)

「三木谷が金を出し口を出さないチーム。口を出しても良いが金を出せ。責任を監督コーチ選手に求めず

、三木谷の責任とするなら口だけでもよいけれど… 口をはさんで責任は現場ではかわいそうだ…」(東北40代男性M)

「とにかく打ち勝つチーム。 投手陣は良くなってきている。1点を守るチームではなく、打力のチームに。強打の野手を補強して欲しい。 ドラフトも野手中心に期待。過去の遺産(聖沢、永井、青山)を切って、とにかく、楽天にはワクワク感が無い。ワクワクしたい」(東北40代男性N)

「いい若い選手多いので、ヤクルトや西武のようなのびのび見て楽しいチームへ!」(近畿40代男性C)


■50代の御意見(19名)

「プロとして最低限の技術を持つ選手達がその技術を見せてほしい。草野球みたいな場面は見たくない」(東北50代男性A)

「本当の意味で強くて勝てるチーム。ファンが待っているのはこんなチームです!」(東北50代女性A)

「三木谷オーナーの意向が非常に強く反映されるチーム事情があるので(苦笑)、肝心のオーナーがホークスのような金銭に糸目をつけない予算で球団運営をするのか、はたまたファイターズのようなデータ管理をキチンとし、限られた予算の中で球団運営するのか…が、見えて来ないと、何をどう期待していいのかが分かりません。なので、現状は『とにかく勝て』とします(笑)」(関東50代男性A)

「勝っても負けてもエキサイティングな野球をするチーム」(東北50代男性B)

「優勝争いに絡むチーム」(東北50代男性C)

「日本人4番打者を中心とし、投手力で勝つチーム」(東北50代男性D)

「補強より育成に力を入れて欲しい。補強は使える外国人を取って欲しい。チャンスで打てるチーム、勢いのあるチームにして欲しい」(関東50代女性A)

「勝てるチーム! 投手が多少打たれても、打って打って取り返す打高投中のチーム。大砲が欲しい〜〜」(東北50代女性B)

「チームが仙台に存続してくれるのが一番。オーナーの介入が無い普通のチームであったら、今年だってもう少し戦えたはず。デーブ監督就任&佐藤コーチ、田代コーチ流出が痛かった」(東北50代男性E)

「強いに越したことはないですが、それよりも球団、監督、コーチ、選手、裏方さん、ファン、全ての人が12球団でいちばんチームワークが良く、いちばん生き生きとしているチームであって欲しいです。常勝球団なんて望んでいませんが、そういうチームが築ければ、自ずと結果も付いてくるんじゃないかと思います」(関東50代男性B)

「攻守にスキのない、頭のいいチーム。基本に忠実…だけど、時々奇襲もやる。状況判断に優れた果敢な走塁。ノーヒットで点が取れる。リリーフはみんな速球派。固いセンターライン。量産型じゃない、個性的な選手の育成…」(関東50代男性C)

「強要されなくても、自然とファンと選手と監督と球団が一致団結して応援できるようなチーム。勝つことは勿論ですが、監督には求心力を期待します。選手が、ファンが、球団が、この監督を胴上げしたいと心から思える人を監督に選んで欲しい。そして、その人が我が楽天イーグルスの監督であることに、ファンが誇りを持てる人」(東北50代女性C)

「バントなどの細かいことがキチンとできる野球。それと和製大砲の育成」(東北50代男性F)

「順位がダメでも来季に期待できる選手が毎年出てくるような選手の育成・使い方をして欲しい。昨シーズンの若手にはがっかりした」(関東50代男性D)

「球団はオーナーあってこそ仙台に来てくれたと思うものの、地元ではマスコミが応援し、商店が応援し、ファンそれぞれが支えるものであり、半ば公益的な性格をまとってこそ成熟すべきものであるはずなのに。(すみません。グチになってしまいました)過剰に夢を見なくても、大はしゃぎしなくてもよいのである。選手が安心してプレーできて、ファンが心穏やかに応援できる(もちろんプレーの巧拙による悲喜こもごもは当然のものとして)品性正しい球団であってほしい!」(東北50代女性D)

「昨季のような能力を欠く監督!の思い付き采配と戦略を欠くフロントの小手先補強を脱し、エースとクリーンアップという核が明確な芯のあるチームを作り上げて欲しい。特に毎日試合に出る野手には宝くじのような外国人頼りでなく、卓越した技量と雰囲気を持ったタレントが必要(育成でも補強でも可)これができなければ、単なる東北にある地味な球団というポジションに定着し、楽天の将来は無いと強く感じる」(関東50代男性E)

「ここまで内情が表面にでて、白けてしまいました。イーグルスは好きだけど、楽天は嫌い。その通りです。最近おとなしい立花社長にがんばっていただいて、楽天ファンに対して、野球だけに集中できる環境にしていただきたいです。会社組織ですから、難しいのは承知しているのですけどね」(東北50代男性G)

「投手力と堅守のチーム。イーグルスは伝統的に、派手に打ち勝つチームではありません。投手陣が最少失点で抑え、それを堅い守備で守り通し、勝ちを拾っていく。CS争いの常連になるようなチームになれば、数年後には優勝できるでしょう」(東北50代女性E)

「『常勝軍団』を求める前に、まずは選手一人ひとりが自分の役割を理解しているチームとなることを期待している。大きくは、野球で被災地に生きる力を与えること。具体的には、一所懸命やるという当たり前のレベルを超えて、今どうするべきかを瞬間的に判断できるような、野球におけるクレバーさを感じさせるようなチームになってほしい。失礼ながら昨シーズンのチームには監督を含む首脳陣を始め、そうしたクレバーさを感じさせる人物はほんのわずかであったと思う。東北人でいまだにノムさんを慕う者が多いのは、そうしてクレバーな野球のおもしろさ、すなわち弱者の戦い方をノムさんに教えられたためだと思う」(東北50代男性H)


■60代の御意見(1名)

「もう少し打ってくれないと、どーにもこーにも」(東北60代男性A)

以上、100名を超える皆さんによる理想のチーム像を御紹介してきました。今年2年連続の楽天には巻き返しを期待したいところです。パリーグが「混パ」の魅力を取り戻すためにも、梨田監督、そして選手の頑張りに期待しましょう。

読者の皆さんにいただいたサポートで、さらなる良い記事作りができるよう、心がけていきます。