【記録】 楽天イーグルス走者vs甲斐キャノン通算対戦成績

石井監督3年目の最大ライバル若鷹軍団

石井体制の総決算になりそうな今シーズンの東北楽天ゴールデンイーグルス。そのなか、最大&最強のライバルになる存在は、オフに物凄い補強をした福岡ソフトバンクホークスでしょう。

楽天が悲願の優勝を鷲掴むには、巨大戦力を手中にした若鷹軍団ともバチバチ戦わなければならない。

昨年は10勝15敗、勝率.400と負け越してしまいました。ですから今年は最低でも勝率5割。そこからいかに上積みを作ることができるのか?!の勝負になってくるでしょうか。

昨年盗塁成績を改善した楽天も、ソフトバンク戦では・・・

さて、ホークスと言えば、柳田悠岐に代表されるように選手はみな粒ぞろいですが、なかでも甲斐拓也の存在感は別格ですよね。

昨年、楽天は4度の盗塁王に輝いた西川遥輝をチームに迎え入れ、小深田大翔、山﨑剛、辰己涼介あたりの面々の意識と技術がアップデートされ、盗塁成績は劇的に改善しました。

盗塁数は前年45から97へアップ。
盗塁成功率も前年55.6%から66.0%に上昇。

イーグルスの盗塁が90個以上を超えてきたのは、じつに7年ぶりのことでした。

しかし、ソフトバンク戦は違った。対戦カード別で最少9盗塁。なかなか盗塁を絡めた攻撃はできなかったんです。

やはりキャリア通算盗塁阻止率.380を誇り、昨年も.343を記録した甲斐キャノンの壁は高かった・・・ということでしょう。

というわけで、このタイミングでvs甲斐拓也の通算盗塁成績を確認してみたいと思います。

vs甲斐拓也 年度別 盗塁成績

vs甲斐キャノン、楽天の盗塁成績を確認するよ

甲斐は2014年にプロ初出場しますが、1軍に定着したのは2017年のこと。
2016年までの13試合では盗塁されたことなく、盗塁阻止率のデータがあるのは2017年以降になります。

通算では成功率・・・(続く)

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2023』でどうぞ。

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2018年9月のGM就任から始まった石井体制も5年目へ突入。今年はGM職を外れて監督業に専念する総決算・集大成の戦いに。監督も「狙うのは優勝ですね。優勝以外を掴まされてもハズレ」と不退転の決意を示す今シーズンを試合感想文やコラムなどで綴ります。あなたの野球観戦の「良き伴走者」を目指して。月10回以上を所収ただいま新規読者さん募集中!

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