【記録】 東北楽天、秋季教育リーグ打撃成績まとめ

587打席で本塁打2本。爆発力に欠けた

16球団中15位に終わったフェニックスリーグ。投壊も目立ったが、打線も1試合平均3.44得点と爆発力に欠けたことも事実だ。

昨年は宮崎でチームOPS.575、今年は.577。一見すると昨年と変わらない。しかし今年はNPBより力量劣る独立リーグ選抜や韓国野球選抜が参戦したことを考慮すれば、あと一段二段の上澄みが欲しかった。

当方は相手投手の力量別で打撃成績をチェックする手法を導入している。
今回は下記の6条件に分けて算出してみた。投球回は今季開幕時点での1軍通算実績になる。

相手投手の力量別でみる打撃成績

楽天2軍が最も対応できたのは、相手投手が1軍登板実績を持たない完全2軍選手のとき。次点で独立リーグとなった。1軍実績を有する投手でも0.1~49.2回までのレベルなら、比較的良く対応できていたことがわかる。

しかし、1軍通算投球回50イニング以上を有する投手が相手だと、成績はガクンと下がってしまった。若鷲にとって1軍と自らの現在地の距離感を確認するためにも良い機会になったはずだ。

また、韓国選抜との対戦成績もかんばしくない。ふだん全く見慣れない海外選手の球筋やモーション、リズムに苦しんだということなのかもしれない。初見での対応力、一振りで仕留めきる打撃力も今後磨いていってほしい課題になった。

次に打者別に成績をチェックしてみたい。(続く/下記有料エリアに打撃成績表を掲載)

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2023』でどうぞ。

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