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【楽天名鑑2021】 足立祐一、田中貴也、下妻貴寛、太田光、堀内謙伍、石原彪、江川侑斗、水上桂

※本稿では表題8選手を掲載しています。

牧田含む8選手はコチラ則本兄含む8選手はコチラ松井含む8選手はコチラ

●足立祐一

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今年32歳を迎えるチーム最年長捕手。

3年連続で開幕1軍入りし、太田、下妻に続く209.1回(全体の19.8%)を任され、捕手防御率3.91を作った。

塩見と組むことが多く、7/9○E9-1Hでは柳田悠岐をカーブ4連投で空三振に、7/18●E3-4Lでは山川穂高を6球連続の内角攻めで一ゴに退けるなど、9試合で防御率3.54、4勝3敗を演出。塩見は他の捕手とは6.97、0勝5敗だったので、足立が上手く10年目左腕の良さを引き出したと言える。

相性の良い則本とも防御率3.20、2勝0敗を作り、8/21○E4-1Fでは速球を見せ球に変化球勝負の配球で9回途中1失点をアシスト。ほかには8/27〇E15-0Mでの松井の2172日ぶり本拠地先発勝利に立ち会った。

課題の打撃は3年連続で打率1割台。もろさは変わらず、追い込まれると33打数4安打の打率.121、スクイズ失敗も3度あり、9/1●E1-8Fでは2者連続セーフティスクイズ失敗の当事者になった。

左投手が大の苦手。昨年は19打数1安打の打率.053、キャリア通算でも右.220、左.155と振るわず。

田中貴也

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昨年9月下旬に金銭トレードで巨人から移籍。田中貴の加入により楽天は1ヵ月後のドラフトで即戦力投手を徹底指名することが可能になった。

10/24○E4-5Fでプロ初スタメンを飾りプロ初安打・初打点。5日後に雄叫びを上げながらプロ1号を記録した。

三振が少なく、楽天捕手陣で太田と1、2を争う打力を持つ。課題は.091に終わった盗塁阻止率。

ファン感謝祭の女装コンテストで6代目チャンピオンに。岡島とは関甲新学生野球リーグからの仲。

●下妻貴寛

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春季キャンプを育成唯一の1軍で迎え、2年ぶりに支配下へ。『終盤2ヵ月の正捕手』として、契約更改で捕手陣アップ最高額の300万円増を勝ち取る「激動の1年」になった。

8/30の1軍登録後の59試合中43試合に出場。太田に続く250.1回(全体の23.7%)でマスクをかぶり、捕手防御率3.56はチームトップだった。

とくに岸との相性は抜群。完投勝利した11/6○E4-2Lには、カーブを意識させながら1球も使わず外崎修汰、栗山巧、中村剛也を三者三振に斬る好リードをみせるなど・・・(続く)

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