このままだと画竜点睛を欠く楽天の今オフ補強事情。FA岸入団など投手力補強着々も、作った仏に「魂」を入れてこそ!という話

※12月9日にnote掲載したものを、管理画面で下書き整理中に、誤って削除してしまいました...(冷や汗)。ここに再び転載します。m(_ _)m

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こんにちは。信州上田在住、故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえる、楽天推しの野球ブロガー、@eagleshibakawaです。

12月4日からメリーランドで開催されていたウインターリーグも8日に終わり、NPBのストーブリーグも大詰めを迎えています。

今秋、楽天は投手力に軸足を置いた補強を進めてきました。
ドラフトでは育成含む14人中、投手を大量10人指名。
その10人中5人は、俗に即戦力とされる大卒・社会人卒を指名しました。

2位:池田隆英 23歳 (創価大学)
4位:菅原秀 23歳 (大阪体育大学)
5位:森原康平 26歳 (新日鐵住金広畑)
6位:鶴田圭祐 23歳 (帝京大学準硬式野球部)
9位:高梨雄平 25歳 (JX-ENEOS)

さらにFA戦線では、岸孝之投手を口説くことに成功し、則本昂大投手に次ぐ先発二本柱の確立を決めると、ソフトバンクから自由契約になった細川亨捕手とも1年契約で合意します。

新外国人には、救援専門職で3A通算与四球率2.47と制球力が評価されたフランク・ハーマン投手を迎え、さらに巨人とのトレードで1軍実績を持ち、救援も可能な小山雄輝投手を手に入れました。

それもこれも、皆さんもご存じのとおり、今年の楽天の弱点は、リリーフ陣にあったからです。

昨年3.71だった救援防御率は、今年は4.53へ大幅悪化。
セパ12球団ワーストの数字です。

◎OP戦は参考にならない? シーズンの行方が見えてくるのは「35試合終了時点」(full Count 2015.03.27)

シンクタンクDELTAが野球専門メディア「full Count」に寄稿した上記記事によると、シーズンの行方が見えてくるのは開幕35試合終了時点だといいます。

ペナントレースの趨勢を決めてしまいかねない開幕35試合で、今年の楽天は、14勝19敗2分、勝率.424。

その19敗中じつに12敗が、リリーフ陣についた黒星だったのです。
開幕37、38試合目には、あのショック大の5月14、15日のロッテ戦。
2試合連続で松井裕樹投手に黒星がつくサヨナラ敗戦劇でした。

そのため、チームは今秋、投手力に徹底した補強を進めたのです。

岸投手の加入はリリーフ陣の負担を減らすでしょうし、ドラフトで取った新入団投手、ハーマン投手、小山投手はブルペン陣の強化に一役買ってくれるはずです。

2017年、楽天は強化に成功したリリーフ陣の活躍で、Aクラスがっちりだ!

...といきたいところですが、いくら力量あっても、ポテンシャルあるリリーフ戦力をそろえても、それだけでは、リリーフ陣でがっちり!とはいかないんですよね。

リリーフ陣でAクラスをがっちりするには、次に挙げるココの「補強」も、必要になるのです。

そのココとは????

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