4月1日

1ヶ月も経ってしまったけど、爆弾ジョニーのツアー「太陽はまた昇るか。」水戸LIGHT HOUSEに行ってきたのでその感想を。

 

爆弾ジョニーは確かOKAMOTO'Sのギターのコウキくんがツイッターでおすすめしてたのをきっかけに聴くようになったとかそんなだったと思う。YouTubeで動画をいくつも探して、青くてエネルギッシュで時にハチャメチャで時に切ないその曲たちが、当時高校生だった私のお気に入りになっていった。水田に囲まれた農道を、その曲たちを聴きながら大声で歌っていた通学帰路はもしかしたら私のいちばんの青春かもしれない。

高3の時に新宿の紅布でOKAMOTO'Sとの対バンがあったのに、受験期だし平日だしで行けなかったことがどうしてもどうしても悔しかったのが今でも忘れられない。こればっかりはずっと後悔が残ってる。はじめての爆弾ジョニーの初回盤のDVDを観て、あまりにも楽しそうにギターを弾いて歌を歌うりょーめーに感動して泣いたこともあった。そうこうしてるうちに活動休止しちゃって、雑誌の懸賞で当たった緑のラババンをずっと大事にしながら活動再開を待ち望んでた。大学2年の春に活動再開が発表されて、秋に始まったツアーの初日をレッドクロスで観た。雰囲気は少し変わっていたけど曲はなにも変わってなかった、涙が出るほど青春が詰め込まれた爆弾ジョニーがそこにあった。

 

今回は水戸に行く途中で桐生に降りたって、新桐生駅に寄り道した。新桐生駅は新気流に乗ってのMVの撮影地で、それを知ったときからずっと行きたいと思ってた場所だった。あの橋と駅とを見て写真を撮って満足して(桜も綺麗だった)、いざ水戸!ライトハウスへ。

わたし水戸ライトハウス好きなんですよ、2階席があってすごく眺めがいいの。このハコには何度か来ているんだけど上が開いてるときはだいたい2階でみてる。わたしは背が低いので特に奥のドラムの人が見えないことがよくあるんだけど、2階は全部のパートの人が見渡せるしアーティストも目配せしてくれる人が多いからすごく満足できる。今回は
整番がけっこう早かったから下でもいいかなと思ったけどやっぱり2階最前を陣取った。

 

ライブが始まって、まだあったまりきってない2曲目くらいでりょーめーが2階に昇ってきて、わたしたちの隣で歌い始めたの。映像をみて泣いてしまうほど大好きなこの人が今ゼロ距離で熱唱してるんだなって思って、なんかもう、すご!ってかんじだった。活動休止してた頃、りょーめーは生まれたてのかいじゅうみたいだよねって友達が言っていたけど、今の彼はまさにそのまま大きくなったようで、まるで恐竜みたいだなと思ったよ。

 

 

セトリはもう覚えてない。ステージにドラムとキーボード、フロアにベースギターボーカルっていうセッティングで、正直集客が少ないのを誤魔化すためなのかなとも思ったけど、こうやって誰もやらないようなことをやるところが彼ららしいなと思った。お客さんをステージに上げて一緒にカラオケバトル(?)したり、ギター弾けるやつ出てこい!って言って1曲一緒に演奏したり。2階上がってきたのもそうだし、追加公演タイトルうんこだし、終演後外で出待ちのお客さんと一緒にタバコ吸ってたしね。

 

正直わたしが大好きだったあの頃の爆弾ジョニーはいなかったように感じた。でもバンドは変わっていくものだしさ。わたしはこれからもきっとあの頃の曲を聴いて、懐かしくて切ない気持ちになってを繰り返していくんだろうね。

青春をありがとう 爆弾ジョニー

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