Early 2000 Metalcore

My Sadness Has No Seasons

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Winter Solstice – The Fall Of Rome

メロディック系、オールドスクール系が強いイメージのヴァージニア出身のWinter Solstice 絶妙なバンドを攻めるカナダのHarvest Earth Recordsに見出されたデビューEPからネクストUNEARTHと言われ、Walls Of Jerichoのメンバー監修というメタルコア特待生を遺憾なく発揮。 今回のフルアルバムは、大レーベル Metal Bladeという飛び級入学な1枚に仕上がっている! カッチカチに固められた硬質メタルコアで、サウンドプロダクショ

    • Confronto – A Insurreição

      ミリタント、ニュースクール、スラッシュなどパンクやメタルも含め名バンドが多い南米最大のハードコア/メタル国家ブラジルはサンパウロ出身のConfronto,01年作のEP。リリースはChildren Of Gaia, Nueva Etica, Point Of No Return等をリリースしているサンパウロハードコアの名門Liberation! 発売当時話題をさらい、STM,Alcatrize辺りでヒットした記憶あり! 全ての怒りを集約したような鋭利過ぎるギターに当時衝撃

      • With Passion - In The Midst Of Bloodied Soil

        カリはサクラメント出身のWith Passion。 これがパッション溢れる技巧派メロデスメタルコアの傑作! 2ndEPで、リリースはReflections of Ruinから。そしてUKリリースは何と名門Earache!何故? 終始ピロ丸、展開も多めでせわしないが荘厳keyをバックに終始泣きまくっています。後列ナードのAs Hope Diesシャツが泣ける。 nervous light of sundayがエモくどいなら、こちとら泣きくどいじゃい!と言わんばかりに、徹頭

        • Deadwater Drowning - Deadwater Drowning

          ニューハンプシャーと言えばGGアリンしか思いつかないが、実はカオティック・ブルータルメタルコアの危険地帯でもあるお土地柄。 1年半年ぶりの更新はカオティックメタルコアシリーズ第3弾。 デスコア扱いされている隠れた逸品かと思うのですが、どうも世間でデスコアと言われてるものはカオティックブルータルコアだと認識してる節があり若干このデスコア扱いに納得いかなかったり。 ただどう聞いても #Early2000Metalcore であることは間違いないのが、2003年作のセルフタイ

        Winter Solstice – The Fall Of Rome

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        • Early 2000 Metalcore
          31本

        記事

          Glass Casket ‎– We Are Gathered Here Today...

          カオティックメタルコアシリーズ第二弾。 知恵袋でおすすめのデスコア教えてください!に紹介されちゃってますが、ニュースクーラーの皆様ご安心を。所謂ガニ股的なデスコアではございません。 確かにデスメタル的なアプローチも多大にあるがあくまでニュースクール解釈のデスメタル的要素。そりゃあもうFrom Here Onも真っ青な。 前振りはこの辺にして、聖地ノースカロライナ出身、なんと皆んな大好きBetween the Buried and MeのDrとGt在籍。もう勝ちは確定で

          Glass Casket ‎– We Are Gathered Here Today...

          From A Second Story Window ‎– Not One Word Has Been Omitted

          最近は何故だかエモ~カオティック系のバンドを聞くことが非常に多く、またまたその過程で掘り当てたのがオハイオのFrom A Second Story Windowで、今回紹介するのは2004年作のEP "Not One Word Has Been Omitted" 元々は"The Cassandra Complex"というタイトルでCDrにてセルフリリースしていたみたいで、The Red ChordやらEd Geinやらを出していたカオス物なら任せんしゃいなBlack Mar

          From A Second Story Window ‎– Not One Word Has Been Omitted

          CafFiends – Fission, Fusion and Things Made of Concrete

          フロリダとは面白い土地で、タフガイもいればエモもいればデスメタルも盛んでやはりメタルコア/ニュースクールも曲者揃いの名バンドも多い土地。 その過程で久しぶりに掘り当てたのがCafFiendsなるバンド。 Discogsではフロリダだが、レビューサイトでは南カリ。ここではフロリダとして進めて行こう。でもパサデナ(超カリ)でライブやってたの見つけたので俄然南カリ説出てきました。Discogsもまあ適当なんでそこは #Early2000Metalcore ということで いいすね

          CafFiends – Fission, Fusion and Things Made of Concrete

          Beyond The Embrace ‎– Against The Elements

          大学の友達にやたらALL THAT REMAINSが好きな奴がいて、ある日興奮した顔でATRみたいなバンドを発見した!と教えてもらったのが本日久々過ぎる紹介になるMAのBeyond The Embrace 当時、レコ屋があった頃のSTMでもトリプルギターってこともありかなり話題になってた気が。 本当15年ぶりに聞いてただただ涙。 トリプルギター感を全く感じないし、ドタバタポンコツだし、Voのジェイムズヘッドフィールド感高過ぎてもう何もかも最高。 音はWhoracle時

          Beyond The Embrace ‎– Against The Elements

          Trivium ‎– Ember To Inferno

          今やメタル界の中核を担うRoadrunner Recordsの代表バンドTrivium VoのMattが日本とのハーフということで日本でも絶大な人気を誇っているTrivium、そんな彼らの1stが最高にメタルコアしてて個人的にかなり好きな1枚! 鳥ビームと侮ることなかれ、これがMAメタル+北欧メロデス+IN FLAMES+DARK TRANQUILLITY+ARCH ENEMY+HATEBREEDな具合でてんこ盛りなデビュー作。Demoで目をつけたメタルコアの老舗Life

          Trivium ‎– Ember To Inferno

          Compromise - The Rise and Fall

          Misery Signals,7 Angels 7 Plaguesのメンバー在籍のカナディアンメタルコア,Compromiseの初にしてラストEP Misery Signalsを始める前に7 Angels 7 Plaguesと並行してやってたプロジェクト感のあるCompromise。このEPの前に一枚Demoあり。 既にVoのらしいスポークン炸裂だったりらしさ全開の咆哮が最高なんで初期Misery SignalserはマストなEP。 残念ながらツアー中、事故に巻き込まれメ

          Compromise - The Rise and Fall

          Face The Fact - Romeo And Juliet Are Not Dead

          PURIFICATION,TO KILL,DEHUMANIZE,OPPOSITE FORCE,REDEMPTIONとただのイタリアンニュースクールオールスター、Face The FactのラストEP 昔、某店がユーロモッシュコアとか嘘ついて売っていた思い出深い一作。 前作の傑作から割と舵を切ったスーパーエモーショナルニュースクールな仕上がり。 今作から加わったElenaさん(REDEMPTIONの片割れVo?)が凄すぎて、彼女の咆哮を聞くだけでも価値アリ。 アルペからの

          Face The Fact - Romeo And Juliet Are Not Dead

          Once Beloved ‎– Once Beloved

          00〜05年調査記だが、本日は特別編で06年作を。メタルコアのドン(1st,2nd)ことKillswitch Engageが2ndと、3rdの間に未発表のEPを撮っていた!というのが表向きの発表で、中身はKSEコピー同人バンド、Once Belovedがリリースした6曲入りEP KSEを愛しどうしてもKSEになりたかったという本人達の強い要望によりドンが完全バックアップ!プロデュースは何とアダムD!リリースはAFTeRSHOCKのトビアス(アダムと兄弟)が運営するDevil

          Once Beloved ‎– Once Beloved

          Absidia - Written In Minor Key

          秋の夜長にうってつけのメロデスメタルコアを極めた、ドイツは工業都市シュトゥットガルト出身のAbsidia。Maroon,SIX REASONS TO KILLとスプリットも出している実力派 ド頭から90〜00sメロデスメタルコア+MAメタルな涙腺刺激系ポンコツメタルコアで最高な出だし。 ヨーロピアンニュースクール様式美にMA臭さあり、ブレイクダウンも泣かしに泣かせてくるあたり職人芸の感もあり。メロデスニュースクールらしいダルさも多めな展開ながら裏名盤的な一枚!2曲目から何

          Absidia - Written In Minor Key

          Forest In Blood VS Cry Havoc

          金曜深夜はメタルコア掘りが何故か進む、ということでフレンチメタルコアタイマンスプリットを紹介。 2000年と言えば、割とメタルコア界隈は傑作揃いで、Killswitch Engage,Undying,Heaven Shall Burn,SentenceやらBleeding ThroughがDemo出したりとEarly 00 Metalcoreが盛り上がって行くぞな雰囲気ある年。 Kung Fu CrewなるいかにもB級なこのスプリットの為だけの名義っぽいレーベルよりFore

          Forest In Blood VS Cry Havoc

          Written In Blood - When Days Were Better

          Written In Bloodと言えばつい最近Arduous PathからリリースしたテキサスのWritten In Bloodかと思いきやそうじゃない。2000年代初頭に既にカナダのオタワに存在していた! 素晴らし過ぎるドタバタ90sメロデス風味なニュースクールで素晴らしい! ツインボーカルを採用していて、これがまたアンバランスなポンコツっぷりで最高の一言。2002-2003のみの活動と短命。Bandcampで聞ける5曲は2枚のEPを一つにしたもの。ローカルカナディアン

          Written In Blood - When Days Were Better

          Cassandra, Faust Again, The Phoenix ‎– The Regional Alliance

          デスメタルバンドっぽい名前のDyslexia Recordsからリリースされたかなり癖強めなメタルコア三銃士による3Way Split。 1曲目から始まるFaust Againはポーランドはポズナン出身。 個人的には初めて知ったバンドなんですが、地元〜ユーロではちと知られた存在。ローカルライブから数千〜万単位のフェスにも出ていた強者。音的にはUnearth,Killswitch Engage辺りのMAメタル、Darkest Hour色割と強め。結構ドラマティックなパートも

          Cassandra, Faust Again, The Phoenix ‎– The Regional Alliance